年明けてから、ずっと穏やかな日よりが続いたが、ここ数日寒くなる。寒いのが好き、というわけではないが、冬はやっぱり寒いほうがいいですよ。

昨日は今年初の「サンデー」本えらび。同じフロアにいる「週刊ダイヤモンド」を手伝っている北条くんと言葉を交わす。やっぱり坪内さんの話に。サンデーの書評デスクに積まれた本は、年またいで、古いものは整理されて少し少なめ。2週分の10数冊を(そのうち5冊が一週分)選ぶのに少し苦労する。いや、楽しいけどね。担当のSさんと言葉でじゃれあってから東西線に。

この日は夜、もとをたどれば「栞会」と呼んでいた飲み会のメンバーの残党による新年会が、西早稲田の中華「花蓮」で開かれる。メンバーのМさんの妹さんが嫁いでこの店にいる。奥の部屋をほぼ貸し切りにしてもらって、ガンガン料理を注文する。にら玉、餃子、かた焼きそば、から揚げ、チャーハン、シューマイ、肉団子などなど、メニューで目についたものをかたっぱしから頼んでシェアする。大勢(9名)だと、こうしていろんな料理を少しずつつまむことができて楽しい。料理はどれもはずれがなくおいしかった。最初ビール、のちレモンサワーに切りかえるが、Мさんによれば、Мさんの妹さんよりお義母さんに注文したほうが、お酒を飲まないので「やや濃いめ」で出てくるそうだ。もっぱらお義母さんに「レモンサワー」を注文。「ママレモン」と名付ける。

メンバーの顔ぞろえもよくて、親しき中にも礼儀ありの節度を保ちながら、わいわいと会話を楽しむことができる。威張る者も拗ねる者もいない。泥酔して困らせる者もいない。全員が文化系だから、ゴルフの自慢話もない。勤め人もいるが上役の悪口もない。ありがたいねえ。有志6人で「ニュー浅草」へ流れて2次会。高田馬場の夜はどんどん更けていく。