マスクかあ

9時開店のスーパーへ、10時少し前について買い物しようと思ったら、同じモール内の薬店の店頭に10人ばかり行列が。こちらは10時開店。特売でもあるのかと思い、買い物を終え出たら、薬店は開店したが、行列のお尻がまだ店外に続いている。いったい、なに? と不思議がっていたら、通りがかりのおばあさん二人が「あらあ、ここはマスク、あるのね」と言ったので、そうかあ、マスクかあと思う。新コロナウィルスの蔓延で、マスク不足になり、転売も横行しているという。ないとなると、なにがなんでもという心理はわからぬでもないが、それにしてもなあ。私はマスクが苦手。ヨーグルトを食べているから、風邪もひかない(これ、ほんと)。

某紙の書評、歌田年『紙鑑定士の事件ファイル』を書き始める。また「青春18」を買って、この春、電車旅をしようかと考える。水曜が「サンデー」の締め切りなので、「本の雑誌」連載、洲之内徹第二回を何とかせねばなあ。昨日、『明日咲く言葉の種をまこう』の初校ゲラに手を入れたのを、編集者とつきあわせて、疑問に答える。次々と出てくる編集者の疑問に即答しなくてはならない。一時間過ぎたあたりで、頭がまったく働かなくなる。編集者の声がうつろに響き、「すいません、ちょっと黙っててください」とゲラを見つめるが、機械は停止したまま。ポンコツぶりがいよいよ顕著に。スケジュールが過密で、再校は出ず、白焼きをどうにか見られるという状態らしい。しかし、もうそこまで粘って、食いつく気力がない。おまかせ、にしようか。

発作的に小説の書き出し、400字3~4枚を書く。どうしようということもない。ただの気まぐれ、言葉の遊びである。