なんだかとりとめもなく疲れております。

雨の日曜日だ。家に閉じ込められてちょうどいい。「東京新聞」から書評依頼のあった『追悼文選』に取り組む。月曜に著者インタビューのある、せきしろ又吉直樹『蕎麦湯が来ない』にも目を通し、メモを取り、インタビューの構成を考える。3月には春陽堂書店ウェブマガジン「新小説」で対談第二弾、奥泉光さんと漱石の話をする、その準備も。ノートを一冊作る。

合間に小川国夫『アフリカの死』をちびちび読む。鎮静剤のようなものだ。単行本もどこかにあるはずだが、単行本で読みたくなってきた。まあ、100円でまた見つかるだろう。

2月に入って、午前や昼日中にベッドで本を読むことを止めた。これをすると、本当に怠惰になる。筋肉も弱る。ちゃんと起き上がって、椅子に座って本を読む。しばらく音楽を聴かずに、読書、原稿を書いていたが、またちょっとずつ聞き出す。今日は南博「go there!」。こんなの持ってたんだ。

読売新聞都内版連載をまとめた『東京の散歩道』を読んでいて、東武東上線の「ときわ台」駅へ行きたくなる。昭和初期に造成されたお屋敷町を、円周のプロムナードが取り囲む。駅周辺の古本屋で検索すると「イトマイ」というブックカフェがヒットするが、これは新刊書店であった。「高田書房」は古本屋の分類であるが、レコード主体らしい。古ツアさんが踏破済み。

なんだか、とりとめもなく疲れております。