マスク、迷走

春陽堂ウェブ連載「オカタケな日々」㉗がアップされました。一回分丸々使って、童謡「赤とんぼ」にまつわるエピソードと考察をしております。もし、単行本化されるとしたら(そのつもりで書いている)、こういう回があってもいいかと。

https://www.shunyodo.co.jp/blog/2020/05/okatake_27/

うっかり家のカギを持たず外出、帰ったら閉まっていて、外へ放り出された。近所をうろつきながら、家族と連絡とるも、しばらくは解決しそうもない。マスクをせずに出たので、近所のクスリ屋へ行くとマスクが売られていて(3枚300円強、というのは少し高いか)、これを買って、「コメダ」へ時間つぶしに。いま、マスクせず、こういう店へ入るのは勇気がいります。下、ズボンをはかず、パンイチで行くような。しかし、満席で名前を書いて待つ。みんな岩のように動かず、席を既得権益のごとく死守しているように見える。「コメダ」は別の星の世界のようだ。30分ほどで連絡がつき、帰宅。キャベツがあるので、ホイコーローを作ろうと思う。関川夏央『子規、最後の八年』を一気読み。あちこちラインを引き、付箋を貼る。また、子規庵を訪れたくなった。