本を読み続けている以外、いささか低調である。水曜はサンデーへ本えらび。この日、サンデーレギュラー原稿締め切りがあって、出遅れた。それがネット不具合で、なかなか送付できず四苦八苦。ドーヴァー海峡を泳ぎきったように疲れる。

ようやく外出。「盛林堂」へ顔を出し、少し岡崎棚に補充と、均一をじっくり。先日、ここで触れた川村二郎『文芸時評』が100円で出ていて、驚愕、うろたえる。思わず買いそうになる。ショックで、ほか何も買えず。

東西線で九段下。毎日新聞社出版部の入っているビルまでてくてく歩く。同じ出版部フロアに北條くん、宮里くんがいて挨拶。担当のSさんと貞明皇后の話しなどしながら本えらび。たまに電車に乗って外出するのはいいものだ。帰り、乗り継いだ中央線は、もう普通に混んでいた。