早稲田「TEN」は大人気喫茶

寒い朝。昨日14日は朝10時から2時間「戸山平成会」にて講義(というほど堅苦しいものではなく、紅白歌合戦の話など)。終えて坂を下り「早稲田」へ。「王将」で昼食。地下鉄駅近くの「ブ」へ寄ろうと思ったが、なんと閉店していた。地下鉄入口脇に「ten」という「全席喫煙可」の喫茶店見つけて入る。痩身、白髪のマスターがカウンター内、カウンター外をウェイトレス。客のほとんどが喫煙者。たしかに非喫煙者にはきついかも。本日の珈琲「モカ」(450円)をカウンター席で。テーブル席も5つ、6つあるが、一人で占めているテーブルもあり、不効率。大変な人気店で、次々と5人ぐらい、「満席です、すいません」と断っていた。もったいないなあ。

コロナ禍下で相席はありえないのだろう。本棚に漫画ではなく、珍しく小説がたくさんある店。常連らしき同年輩の男性が、入ってすぐ、ここから伊坂幸太郎ゴールデンスランバー』を取りカウンターで読み始めた。これも珍しい光景だ。トースト、サンドイッチを注文する客多し。隣の女性(喫煙者)、コーヒーとシナモントースト。このシナモントーストがおいしそう。コーヒーもうまかった。席を長く占めるのは悪い気がして、コーヒーを飲み干すとすぐ出る。

西荻下車。「音羽館」で買い取り精算金を受け取り、広瀬君と「物豆奇」へ。近況と情報交換。「あら」と隣の席で声がし、見るとカーネーションの事務所のYさんだ。年賀状に「西荻へよく行くのに、お目にかかれないですねえ」と書いたばかり。するといきなり会った。音楽業界の苦境、お察しする。「困ったこと、助けてほしいことあったらいつでも声をかけて下さいね。……なんなんにもできませんが、なんやそれ(一人乗り突っ込み)」とYさんへ。