雨と風と雷の墨東さんぽ

よりにもよって雨の日、しかも天気予報では午後からやがて小雨、曇りになるというのが大外れ、すごい雨、すごい風の中「新潮講座」曳舟から鳩の街、白鬚橋、旧玉ノ井、東向島を歩く。大変な目にあった。このところ、私の行いが悪いのか、「新潮講座」悪天候の確率は高い。前回の六本木麻布は快晴。しかし、武蔵小金井の時は雨(コースを途中で中断)、去年の今頃、柴又は季節外れの大雪だったし、中井の林芙美子記念館を訪れた時も雨だった。土曜日は雨が多い、と確率で検索したが、とくに曜日によって降水確率の特化はないようだ。

昨日は落雷もあり、傘がなんどもお猪口になり(止むと思ったから折り畳み傘だった)、身の危険を感じて民家カフェ「満喜(みづき)」へ逃げ込む。ここで30分ほど、コーヒーを飲みながら(われわれ一行8名の貸し切り状態)まったりした時間がよかった。いちおう、入念に下調べした情報もここで公開(いつもは半分も伝えられない)。今回、初期「新潮講座」からレギュラー参加してくれていた、ぼくが岡崎組の学級委員長と呼んでいるHさんが久々に参加。転職等で忙しかったそうである。

アド街」で東向島を放送した回が役立った。玉ノ井カフェにも寄り、有志で東向島駅前で打ち上げ。参加者に私の読者、というよりサイン本コレクターの紳士がいて、もっぱらそのサイン本収集とヘビィな美術館愛好ぶりについてのお話をうかがう。いろんな人が世の中にはいるものだなあ、と感心。

雨がかばんに沁み込み、持参した本や資料類が水分を吸ってしまった。次回は6月26日(土)。前回、3名参加だった柴又を再訪。快晴を祈るばかりだ。