本を読む少女像(西新井)

7日(金)午後小雨。サンデーへ本選び。せっかく都心へ赴くのだから、オプションをつけたい。足立区西新井へ。九段下から一本で行けるとは気づかなかった。20年ぶり以上か。駅ホーム「西新井ラーメン」を食す。味うんぬんの言及は野暮だろう。立ち食いラーメン(そば、うどんはなし)は珍しい。駅からすぐ「高田書店」を訪ねる。こんなに地元に密着した活気のあるフレンドリーな古本屋は珍しい。値段は安い(300~500円の価格帯多し)。買取りもひんぱん。大いに感心する。行ってよかった。次々回「古通」にくわしく書きます。均一で3冊。

予備も常備し、偏愛、酷使している名作『東京 山手・下町散歩』(昭文社)に、飛び地のように西新井大師ページがあり、大師の北側、「本を読む少女の彫刻」があると記載があり、ずっとずっと気になっていた。せっかくだから今回、チェックしに行った。中郷公園の片隅、誰にも気づかれないようにそれはあった。すばらしい。一見の価値あり。帰り、ひと駅分「大師線」乗車。遊園地のおサルの電車気分。銅像については「四月と十月」か「古通」に書くつもり。

『大いなる眠り』に続き、チャンドラー『高い窓』(清水俊二訳)を車内で読み継ぎ、もうすぐ読了。阪神、投壊で横浜にボロ負け。佐藤の第10号がせめてものなぐさめ。