柴又ふたたび。

明日「新潮講座」で柴又ふたたび。前回はコロナ禍前夜の大雪の日となり、参加者3名。こんどは、ともう一度柴又へ行く。前も準備したが、もう一度再確認。イラスト地図も新たに作る。「矢切の渡し」は前回休止となっていて、今回はどうか。

淋しくなると訪ねる坂道の古本屋~ならぬ「国分寺」の古本屋「七七舎」へ。数冊買う。店内でタイトルにひかれ、ポケミスのニック・ダイベック『フリント船長がまだいい人だった頃』を求め、読み始める。アラスカ、ベーリング海カニ漁をして生計をたつ海辺の町が舞台。14歳の少年がみた町、できごとを大人になってから回想する。著者名にピンと来た方もいるだろうが、柴田元幸が好んで訳すスチュアート・ダイベックの息子である。