オカタケな日々58がアップ

https://www.shunyodo.co.jp/blog/2

www.shunyodo.co.jp

021/07/okatake_58/

「學燈」の連載「私のすすめる三冊」に『ブックセラーズ・ダイアリー』、『東京商店夫婦』『場末のシネマパラダイス』を取り上げ送稿したが、字数の制限もあり、なでて紹介しただけになってしまった。『ブックセラーズ』はイギリスの昔町にある古本屋を買い取って営業を始めた男性の日録。ばつぐんに面白い。古本屋の客は、どの国でも同じで、ちょっと変である。我慢、がまんの日々だが、それをじつにユーモラスに描いている。

「旅」2003年臨時増刊『宮脇俊三の世界』が出てきて、サンデー毎日へ行く車中で読んだが、宮脇俊三をまた読みたくなる。全部まとめて処分してしまったので、また買う楽しみ、読む楽しみが生まれた。宮脇さん、「旅」の最後の取材が「川越市の西武安比奈線休止線」だった。去年だったかに、ぼくがわざわざ踏破しに行った廃線跡だ。

サン毎で本えらび。帰り西荻下車。音羽館、盛林堂と回る。どちらでも野呂邦暢『愛についてのデッサン』の話に。まあ、そうなるわな。

ビール、発泡酒CMのあまりの同工異曲の愚劣に怒り心頭する(すぐ音量を下げる)。男女タレントが飲んでみせて「うまいわ」みたいな。檀れい様の「金麦」CMの輝きよ、もう一度。