キンシオが「飯山満」へ。

毎年のことなのに、いつも夏になるまで、夏の暑さを忘れていて暑いことに驚く。「OK」へ買い物に行ったほかは、家にとじこもる。必需の氷を買うのに、「OK」がいちばん安い。しかし氷だけとはいかず、なんやかや買ってしまう。スーパーでの買い物がストレス解消になっている。ニラを買い、ニラ玉を作る。失敗がない料理だ。

tvk「キンシオ」読めそうで読めない地名の旅は、船橋市「飯山満」。「いいやまみつる」と呼んでしまいそうで、キンシオもそう指摘していたが、じっさいは「はさま」と読む。難読だ。いったいどこか、見当もつかない。西船から出ている東葉高速鉄道という私鉄で、運賃の高いことで有名。初乗りが210円。「飯山満」は2つ目の駅だが、370円とバカ高い。jrでいえば、たとえば国立から2つ目は国分寺だが、160円。北総線もそうだが、ひと駅進むたび、ドキドキする心臓に悪い鉄道である。用地買収と工事費、金利がかさんでそれが運賃に反映されているという。知らないよ、そんなこと。

キンシオは船橋まで飯山満川沿いに歩く。川沿いの並木のあるいい散歩道。こんもり盛り上がった塚らしいものも見つけるが、古墳にもキンシオはアンテナを立てる。途中「八栄橋」「鷹匠橋」「太郎橋」と立ち止まり、その由来を解説板などを読み語る。「船橋橋」は「ふなばしばし」だが、大いに反応していた。船橋という地名発祥の地である。いや、おもしろいねえ。そうか、キンシオは東京国際大学の卒業生か。先日、霞が関「ホォル」を訪ねて、目撃した大学だ。

9月に、年二回、お年寄りたちを前に2時間喋る仕事があり、もう4回目か、5回目か。いちおう「読書」がテーマだが、その折々でなるべく楽しめる話題を用意する。