東京メトロ日比谷線新型車両に乗る。

午後、銀座へ。半そででちょうどいい。日陰は風が涼しいが、直射日光はまだ暑い。我が家最寄り駅から東銀座駅へは幾通りか行き方がある。東西線茅場町乗り換え日比谷線が、乗り継ぎの距離が短く楽。校正のアルバイトをしていた30代半ば、よくこれを使った。日比谷線は新型車両が到着。座席が2席ずつ独立して分割。これは回転し、クロスシートに早変わりし、便によって座席指定が取れる由。とにかく乗り心地がいい。

東銀座へ着くも、どの出口を使えばいいかわからなくなる。案内図をもとに、ぶじ「春陽堂書店」へ到着。担当者が、前の打ち合わせをしていて、精興社の営業の人だという。挨拶し、いかに精興社の活字が素晴らしいかを力説。一文の得にもならない、軽く見られるだけの所業をまたやってしまう。男は黙ってサッポロビールといきたい。

11月を目標に、春陽堂書店ウェブ連載「オカタケな日々」を書籍化することになり、今年5月分までをプリントアウトした紙束を受け取る。けっこうな量だ。いろいろ雑多に書いてきたので、構成をよくよく考えなければならない。

帰り、丸ノ内線「銀座」駅まで歩く。銀座を歩くのはいつも気持ちいい。銀座へ来たら、あそこへ行こうと思っていた場所があった気がするが思い出せない。丸ノ内線荻窪。当然ながら「古書ワルツ」へ。いくつか探している本のポイントがあったがなくて、2話ずつ1枚にまとめた落語DVDの廉価シリーズが20枚以上、1枚220円で並べてあって、ぜんぶ買ってもよかったが、持ってるのもあるなあ、などと思いつつ4枚を買う。帰って観る(聞く)のが楽しみだ。

プロ野球のない夜は心は平安。