八王子「白い扉」にて「岡崎武志の絵画展」開催!

がつくりと抜け初むる歯や秋の風 杉風

ずっと歯医者に通院している。上の歯を一本入れ、もう一本はブリッジの入歯、下の奥歯数本も入歯にし、これに慣れずに困っている。もう半分ぐらいの歯は自分の歯ではなく、人造人間キカイダーだ。完全に老人である。家でははずし、サングラスをするように外出時に入れる。

2日は西荻、高円寺と古本さんぽ。広瀬くんとカフェ(いつも入る「物豆奇」は満席)でいろいろしゃべる。2021年10月29、30と11月3~7日に八王子の民家ギャラリー「白い扉」

www.shiroitobira.com

で開く絵画展のことも(告知はがきができてきた。いよいよ)。愉しみと不安(果たしてお客さんが来てくれるだろうか)あり。11月3日(祝)は16時から「白い扉」で相棒の小山力也さんとトークちくま文庫から2人による共編著となる本も先行発売される予定。

「白い扉」は住宅街のなかにある白い一軒家。jrと京王「高尾駅」から15分、京王高尾線狭間駅」からだと少し近く10分。新宿方面から来られる方は、電車賃も京王の方が安い。

暇を見つけて(ずっとヒマだが)、少しずつ絵を描いている。枝と葉つきの柿、花梨を拾ってきて描いたり。自転車で近所をぶらつくときも、ついつい果実や樹に目が行く。絵を描く目をこうして育てている。

西部「西部展」で、1995年松涛美術館の図録『特別展 大正・昭和の水彩画』を880円で買う。水彩は油絵より一段ランクが低く見られているようだが、線の軽快さ、色の透明感や明るさは油では出ない。いいなあと、帰りの電車内でもずっと眺めていた。いい買い物をした。「岡崎武志の絵画展」では、デッサン、色鉛筆、水彩絵の具で着色といろいろ展示即売いたします。前回断念した油絵にも挑戦、と言っておこう。