雨のいちにち、苔むして読書

昨日はいちにち、雨で家にいて苔むす。おかげで本が読めた。

中部博『プカプカ 西岡恭蔵伝』(小学館)は詳細に調べ上げた執念の大著。この方面(日本フォーク)はけっこう詳しいつもりだったが、知らない話多し。あと少しで読み終わる。これは「サンデー」で。

「キンシオ」読めそうで読めない地名の旅は深谷市「上手計」。これで「かみてばか」と読む。「計」を「はかる」と読む音韻変化であろう。すぐ近くに「血洗島」。つまり渋沢栄一生地の周辺エリアだ。キンシオはレンガに深い関心あり。深谷はうってつけの場所である。レンガ史料館あり。その近く日本煉瓦工場の専用線廃線跡に「備前渠鉄橋」という橋が架かっている。前に、古ツアさんと深谷へ行ったときは、ここまで足が伸びなかった。深谷はレンタサイクルがあるので、またそのうち。

本の雑誌」経由で「週刊現代」よりコメント取材が電話であり。「週刊現代」は、忘れたころに原稿依頼があるが、「本の雑誌」の出版業界の購読率の高さを思う。あるヒット曲と、自分のかかわりについて話す。

コピー機印刷による来年の年賀状原画を描く。「寅」歳だから寅さんに扮した自画像を。高校生の頃から、もう50年近く、こうして手製の絵入り(アイデアあり)年賀状を作り続けている。「赤旗」文学館取材、次回は別所沼公園「立原道造 ヒヤシンスハウス」と決める。ひさびさに行くことになる。楽しみ。