阪神ファン内堀弘さんの発言は秀逸

こんなに長く、「はてな」でブログを書いておきながら、「アクセス解析」という機能で、拙稿を読んでくれた人の数が知れることを、初めて気づく。へえ、へえ、へえ!だ。

だいたい毎日、100アクセス台で推移しているようだが、たまに200を超えることがあるらしく、前回がそうだが思い当たる節もない。どうやら「鉄道」ネタに触れると跳ね上がるらしい。あとは「善行堂」から飛んできた人か。まだ、要因解明は不十分。しかし、100台で、こんなもんでいいんじゃないという気もする。いつぞや、月の輪さんが、おかざきさんブログを止めて、なんて言ってたから、「はてな」内で移行したことをまだ知らない人もいるようだ。それもそれでいい。偶然、お目に留まった方を引き付けるだけのものがあるとも思えない。地味です、地味。

昨日は「高校教育」名言コラムに、石神井書林・内堀さんの『古本屋的!』収録「野球座談会」の発言を取り上げる。この座談会での内堀さんの発言はすべて秀逸。阪神ファンは必読。午後「サンデー」へ。今年さいごの本えらび。傘の用意をしていったが、雨に降られず助かった。「サンデー」締め切りは今日ふくめあと二回。一週休んで、年明けにまたすぐある。これを30年続けてきた。今日は「本の雑誌山之口貘4回目を書き上げ(ほとんど書けている)、「サンデー」に取り掛かる……と自分に言い聞かせる。

単行本でも読んだ中川右介手塚治虫トキワ荘』の集英社文庫をまた読む。戦後の出版史と漫画史の群像劇であることに特色あり。先行する論考をあちこちで糺しててもいる。しかし、すごい仕事量である。この著者。お酒を飲まないのではないか。飲酒していたら、これだけたくさんの仕事を恒常的に続けられません。反省だ。