塩山「ころ柿の里」ハイキング

18日快晴、「青春18」2回目を使い、散歩堂さんと中央本線「塩山」へ。信玄のみち「ころ柿の里」をハイキング。万歩計は1万歩を超える。駅でレンタサイクルがあると知るも、登録してスマホでどうこうするという面倒なタイプで、昭和なぼくには無理だ。駅駐輪場におじさん(おばさん)がいて、鍵をもらって「気をつけて行ってらっしゃい」と背に声を聞いて現金決算、というほうが、ぼくは楽だしうれしい(スマホ族には逆にこっちが面倒だろう)。塩山駅のキオスクも、現金いっさい使えずカード決済のみ、という(店員がいたが)、どんどん冷たいシステムに変わっていくようで興ざめ。割り切って、早く慣れろよという話だが。

「ころ柿の里」ハイキングはよかった。桃源郷という言葉がぴったりの、かつて養蚕で繫栄した古い家や蔵、土塀、曲がりくねった道、寺社、それに花梨、柿、ぶどうの棚、足元を流れる側溝の水と、陶然となる風景が続く。しかし、運動不足はなはだしく、折り返し点の恵林寺で白旗をあげ、タクシーで駅まで戻る。自転車がもっと簡単に借りれればなあ。いや、運動不足だからこそ、これぐらい歩いたほうがいいのはいいのだ。

4時前の中央本線普通に乗り込んだ時は明るかったが、みるみる夕闇が濃くなり、国立で散歩堂さんと下車したときは真っ暗。国立はクリスマスイルミネーション。「ブ」へ寄り、「王将」で打ち上げ、カラオケへ。散歩堂さん「俵星玄蕃」(三波春夫浪曲歌謡、名作)を唄うも、やや拙く、一日3回、ユーチューブで練習して仕上げるように命じておく。