小さな忘年会のあと小さな古本屋へ

NHK=FM「(×)かけるクラシック」を聞きながら昨日のことを。MC男性が「市川さん」と相方に話しているが、誰だろうと思ったら市川沙耶だった。よく、あちこち出る娘だなあ。

昨日は午後、吉祥寺経由某所で小さな集まり(忘年会)がある。前は定期的に10名ほどで集まっていたが、コロナ禍でストップ。できるかぎり少人数でささやかな再会。経由駅「吉祥寺」下車し、今年できた女性古書店主の「のんき」を初訪問、「よみた屋」へもひさしぶり。両方で買う。

「民藝」について、手っ取り早く概要を知りたいと、「よみた屋」店内で「芸術新潮」の日本民芸館特集号を。井の頭線車内でパラパラ見てたら、津野海太郎さんが連載で角田光代岡崎武志『古本道場』を1ページ丸まる取り上げてくださっている。へえ、知らなかったなあ。2005年のこと。遅ればせながら、津野さん、ありがとうございます。小特集が「和田誠」で、これはいい号を買った。

代田橋駅前で夜だけ営業している小さな古本屋(沖縄「ウララ」よりさらに小さく日本一の座に)「バックパックブックス」へ。もと「キネ旬」編集部にいた若者が店主。面白いなあ。これは「のんき」とともに「古通」で書けそう。

ブルース・ダシルヴァ『記者魂』(ポケミス)読了。