「カルトQ」、庄野潤三展、牧野記念植物園。

カルトQ(1991秋~1993春)という超マニアックなクイズ番組をユーチューブで視聴。「サンダーバード」「寅さん」「SF映画」「ラーメン」「手塚治虫」「阪神タイガース」「東横線」と続けさまに見続け、もうこのままでは、人生が終わってしまうとストップ。早押しさえなければ「寅さん」「手塚治虫」でようやく何問か答えられる程度で、あとは全面降参でそれが楽しい。くわしい、というのでは歯が立たず、それ専用に努力して特化して勉強しないと太刀打ちできない(ほとんどビョーキ)。たとえば「吉田拓郎」の回があれば、ぼくはかなり答えられると思うが、職人たちにはまったくかなわないだろう。ぼくはカルトQをリアルタイムであんまり見てなくて(高円寺時代、夜は「テル」で飲んでいた)、「ユーミン」の回を覚えているが、それは著作権の関係かアップされていないようだ。ラジオで松任谷由実がこの番組の自分の回のことを話題にし、「見た。あの顎の薄い子が優勝したのね」みたいなことを発言したと記憶する。

15日、散歩堂さんをお誘いしてこの日から開催の石神井「ふるさと文化館」の庄野潤三展をみる。「赤旗」連載の取材を兼ねる。会場は2階。1階窓口で図録を買う際、窓口の上の壁に思い切り頭をぶつける。私の身長(178センチ)にちょうど死角になっている位置で、家の中でもしょっちゅう頭をぶつける箇所がいくつか。もう頭がデコボコだ。それでこんなに頭のできが悪いのか。注意散漫ということもある。ちょうど牧野富太郎の生涯を描いた、朝井まかて『ボタニカ』を読んでいたので、大泉学園の「牧野記念植物園」まで歩いて入園。展示施設もある立派な館。バスで上石神井まで出て、散歩堂さんとだだっ広い居酒屋で打ち上げ。万歩計1万歩を超えた。

「ふるさと文化館」へは、西武新宿線「上井草」下車。上井草「キッチン南海」で生姜焼き&チキンカツを食し、「井草ワニ園」で何冊か買う(安いなあ)。そこから1・6キロほどを歩いたのだ。石神井駅からより、ほんの少し距離が多い。