アグネス・チャン「想い出の散歩道」

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wowwowで松本隆作詞家生活50周年の武道館ライブ完全版を2日分、6時間分を録画視聴。ただし、途中、何度も早送りして実質は2時間ぐらいしか見ていない。だって、出てくる人の半分は歌が下手なんだもの。素人の歌の上手い人のほうが、ずっと上というレベルが続々と出てくる。そういう問題じゃないのか。スター性、存在感で金がとれるのか。そうかもしれない。永久保存と思っていたが、すぐ削除。

おっ、と思ったのがアグネス・チャンで、彼女が歌うところなんて、いつから見ていないのだろう。松本隆作詞、馬飼野俊一作曲の「想い出の散歩道」を唄ったが、矢野顕子のカバーで知っていた。そうか、この曲を収録したアルバム「アグネスの小さな日記」(1974)の松本隆作品をバッキングしたのがキャラメル・ママで、矢野顕子は鈴木あきこ名義で参加していた。矢野顕子がなぜアグネス?と疑問に思っていたが判明。いや、いい楽曲です。

小坂忠が病気でもしたのか、おぼつかない足取りでステージに。声もかなり不安定。10歳ぐらい年取って見える。2日目の吉田美奈子瑠璃色の地球」が圧倒的歌唱で、これを聞いただけで、値打ちはあった。歌唱でバックを引っ張ったのは大橋純子南佳孝か。