介護保険証が届く春

三省堂書店神保町本店の著名人選書フェア(3/11~5/8)が開かれます。ぼくも選書とコメントをしました。同店は改装のため、一時閉店となるので、現在の店舗はこれで見納めとなる。三省堂書店神保町本店 1階蛇行什器(正面入り口すぐ、右手側の壁面)。お近くへおいでの際は、お立ち寄りくだされば。

韓国版『古本道場』(角田光代さんとの共著)の契約切れが通知され、また5年の延長の申し出があった。実入りとはしては大したことないが、気持ちとしてうれしい。荒川洋治さんをリーダーに観光旅行をしたのはもう30年近く前になる。ソウルの地下に大きな書店があって、一番いい場所に詩集が並んでいた。

AXNミステリー「ヴェラ」シリーズ、毎日2~3本ずつ見続け、まだたくさん残っていてうれしい。いや、面白いです。みごたえ充分。

3回目ワクチン接種、注射跡の筋肉痛が多少あるが、副作用はきわめて弱い。

介護保険証が届く。65歳から適用されるわけで、正式に老人の仲間入りだ。もう、やりたいこともあまり残ってなくて、ゆっくりと小舟で湖へ漕ぎだす気分だ。いろんな人と知り合えてよかった。蕪村を読む。

各出版社を転々とする(知るだけで最低5社)古いつきあいの編集者がいて、あんまり編集者とのつきあいのすくない僕だが、彼とは仕事を離れてもよく飲んだ。しばらく音信不通だったのが、また転職したとメールがある。ひさびさに会おうという話に。これはうれしい春の便りに。吉田美奈子「頬に夜の灯」を聴く。

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