六角精児の「飲み鉄」で、いろんな曲が本人の選曲でかかるが、センスがいい。下田逸郎なんて、この番組で知った人も多いのではないか。先日の「三陸鉄道」編では、六角が猫の「各駅停車」をカヴァーしていて、そうだそうだ、これはいい曲なんだと思う。
田口と常富が、わりに線の細いボーカルなので、内山の野太い声がうまくはまった。
日曜午後、自転車でふらふらと国分寺。「七七舎」に少し補充し、数冊を買う。買った本を持って喫茶「りお」へ。煙草の吸える落ち着いた喫茶店。テレビでNHK「のど自慢」がかかっていて、途中から最後まで見るとはなしに見てしまう。初めてかもしれない。あれ、けっこう上手じゃない人も出場者にまじっている。バランスと「人」なんだろうな。途中、めちゃくちゃうまい女性(声だけ聴いていた)が「夜桜お七」を唄って、これは合格だろうと思ったら本人だった。やっぱりレベルが違うんだなあ。細川たかしも同じくゲストで歌唱。もちろんうまい。しかし、後退して三日月みたいに登頂にへばりついた髪の毛が大きな顔とアンバランスで異様である。
録画で映画「チャイナ・シンドローム」を20年か30年ぶりに見る。いやもっと前か。ヒロインをフェイ・ダナウェイだと思っていたらジェーン・フォンダであった。いや怖い映画です。
北村くんから、変な客の話を聞く。いや、それは変ですよ。古本屋には変な客が寄ってくるのかなあ(お前もな)。鏡花全集の端本が4,5冊、100円で出ていて、ううん、100円かあと思わず足が止まる。買ったりはしませんよ。