キンシオ終了

「キンシオ」終了。12年続いたという。よく続いたなあ。グルメや観光スポットを無視し、地名、案内板、川、橋、坂、街道などにこだわり、その場勝負で町を探訪する。これが段取りだらけとグルメ重視の同種の散歩番組があふれる中で、非常に新鮮だった。見始めたのがこの2年ほどだったが、私は大いに影響を受け、先日「松本」行きの途中で「韮崎」を歩いたのもキンシオの影響だ。案内板もよく読むようになった。「知らない街を歩いてみたい」という「遠くへ行きたい」の実践。

今日から中断していた「朝日新聞」ふたたび購読。朝、玄関ポストから朝刊を取り出すのが非常にうれしい。中断した意味はあったのである。

「刑事フォイル」を見終わり、「アストリッドとラファエル」シーズン2を見始めている。これが終わると、「ヴェラ」の新シリーズも待っている。しかし、主演女優は70を超えているはずで、いくらなんでも現役刑事は、と思うが、これは問わないのがお約束である。

サンデー用に佐藤亜紀『喜べ、幸いなる魂よ』角川書店を読み始め、もう半分まで来た。べらぼうな面白さである。佐藤が現代日本を舞台に小説を書かないのは、現代日本への批判であろうか。

午後、NHKFMで「川口真」特集。なんとかテープにダビングしたい。