秋津さんぽで住宅街の迷路を漂流す。

快晴と5月の風にさそわれて、昼前に始動。西武線で「新秋津」、少し歩いて武蔵野線「秋津」駅をさんぽの始めとする。駅前に人だかりの弁当や「あけぼの」があり、レジは行列。弁当のほか、太巻き、おにぎり、各種総菜、和菓子(いちご大福)が売られている。期間限定「あさりごはん弁当」が税込み320円と激安で、これと唐揚げ二個を買う。460円。

秋津神社へ向かう通りに「古本らんだむ」あり。ちゃんと開いていた。店内で黒猫を飼っていてドアを開けるとにゃあにゃあ寄ってくる。店頭の「旅」のバックナンバー100円を買う。秋津神社に参拝。神社が小高い崖上にあり、まわりこむようにして階段を下りれば低湿地、池のある公園。地面の土がじゅくじゅくしている。これを突っ切って、宮前ポンプ場を見て西武線線路沿いに柳瀬川にかかる「安松橋」を渡ると淵の森緑地という小さな森が保存されている。「マンションは建ちません」の札。マンションが建つ予定だったのを周辺住民が活動して中止させたらしい。柳瀬川へ降りる。テーブルとイスがあって、ここで「あさり弁当」を食べる。

ここまでは順調だったが、次に秋水園を目指し(ガイドマップ参考)て住宅街を漂流してしまう。行けども行けども曲がりくねった道に行き止まり、と迷路を歩くかっこうになり、体力を消耗していく。バスも通っていないし、喫茶店やコンビニもない。純「住宅街」でさまようこと1時間、どうにか抜け出し、大回りして新秋津、秋津駅へ。これに懲りずに西武線沿線さんぽは続行するつもり。

空気が涼しく、乾燥しているので助かった。炎天下なら救助要請が出るところであった。8500歩。阪神はヤクルト小川に零封された。まっすぐによほど威力があるのか、素直な球に見えて打てそうだが打てないんだな。いいピッチャーにあたるとこうなる。開幕戦ヤクルトで始まった悪夢がちらりと頭をよぎる。