中浦和スタート、着地は高円寺

昨日、新装「オカタケ散歩」を中浦和駅集合で別所沼、立原道造「ヒアシンスハウス」へ。12名の参加者。ありがたい。危ぶんだ雨は回避され笠なしのさんぽだった。急きょ、百均で買った白地の扇子に、立原道造とその詩の一部を描いて、当日参加者への抽選プレゼントとする。

「ヒアシンスハウス」は片流れの屋根を持つ小ぶりな北欧ふうの木造小屋はじつに好ましい。800万円程度で上物は建つと聞くと、何かで(知らなかったハワイの叔父の遺産)大金を得たら、八ヶ岳山麓にでも欲しい。のんびり読書と散歩をする余生を過ごすのだ。

花と緑の散歩道を1・2キロ歩いて武蔵浦和で第一次解散。有志6名プラス私と新潮社のMさんの一行で高円寺へ移動。どの電車でも、空き席を見つけては座るのは私一人だ。西部古書会館杉並展をみんなで覗き、街中華で打ち上げ。いったん解散で離れた方が、やっぱりみんなとしゃべりたいと追いかけてきてプラス1名での宴となる。「新潮講座」時代の常連の方々でみな顔見知りとなり、にぎやかに歓談。

そのまま「ペリカン時代」で2次会。ペリカンはにぎわっていた。いい店だ。長い一日を終え、ボロ雑巾のようになって帰還。これから「ヒアシンスハウス」探訪を「赤旗」連載原稿に書く。またたくまに連休が終わった。春陽堂ウェブ「オカタケな日々」79と80を写真とともに送付。イラストは配送済み。幼き日に住んだ大阪市北区の社宅と蕪村、国分寺純喫茶「リオ」、木山捷平が落語家になった夢、相模湾の浜辺で石を拾った話など書く。たまったネタがずいぶんこぼれている。