Eテレ「高校講座」はおもしろい。

15日、国立「ビブリオ」で2019年に逝去した漫画家の「うらたじゅんさんを忘れない」トークショーを聞く。高野慎三、おんちみどりと生前親交のあった人と、うらたさんの夫・浦田隆二さんが登壇。おもしろかった。克明にメモを取る。しかし、面白いところは書けないこと多し。トーク終了後、客席にいた南陀楼綾繁さんを誘って、国立「日高屋」呑み。同業のナンダロウさんとこんなに膝突き合わせて長時間しゃべるのは久しぶり。ライター稼業のことあれこれ。媒体がリンクしている部分あり、大いに語る。楽しかった。近いうちにまたやりましょうと約束。今度は谷根千かいわいへまいりますよ。

今夜は(といってもう昨日だが)阪神のことは語りたくない。観戦していたテレビが「スワローズチャンネル」とあって、解説の元ヤクルトの飯田が、100パーセントヤクルトひいきのしゃべりで閉口する。あんなの解説でもなんでもない。ヤクルトファンの放言にすぎない。たとえば藤川が阪神戦の解説をして、あんな偏ったことをいうか。あきれ果てて途中から音声を消し(もう一語も聞きたくない)見てたら負けてしまった。シオシオのパーだ(わかりますか、出典が)。

音声を消したおかげで、急に「詩魂」が舞い降りて、6編、「3・3・4行」の短詩を立て続けに書く。こんなこと善行堂が出してくれた『風来坊ふたたび』以来。「3・3・4」に「4」を足せばソネットで、ちょうど「赤旗」連載の「立原道造ヒアシンスハウス」を書いた記事が届いて読んだからのリアクションだった。12編は書きたい。随時、「オカタケな日々」(春陽堂書店ウェブ連載)に発表していきます。

このところNHK、Eテレの「高校講座」をなるべく見ている。暇人だなあ。「日本史」「世界史」「地学」「生物」など、新鮮でおもしろい。いかに高校時代、授業をちゃんと聞いていなかったかがわかる。古代ローマ、宇宙の誕生、呼吸のメカニズムなどなど。ノートに取る。タレントによる小芝居が邪魔でうるさいが。

随時「オカタケな日々」(春陽堂書店ウェブ連載)に発表していきます。