ぼくのせいではないけれど。

もう11月か。ぼくのせいじゃないけれど。

昨日はコンビニで用事をすませ、そのままふらふらと国分寺へ。「七七舎」均一で4冊。このところ読んでいる「梅安」の未所持講談社文庫、4と5が買えた。レジ前で北村君と喋る。ネットで売れた美術本(高価)が、とんでもない理由で返品されたという話。意外なものが挟まっていたとか。

「りお」でコーヒー、高野喜久雄詩集、梅安を読む。タバコ3本。元気な常連老人が、店内に響き渡るように語っている。そうかそうか。ちょうどいい気候で、自転車を走らせる(ゆっくり)と、気持ちいい。一年でもそうはない短い季節。

夜、草野心平原稿も大詰め。9割5分まできた。ちょうど担当のKくんからメール。『ここが私の東京』文庫版のカバーデザインが、装幀の倉地亜紀子さん(『女子の古本屋』からのお付き合い)から届いたとファイルで送られてくる。10パターン近く、見本を作ってくれた。仕事が早くてどれもいい。判断はKくんにおまかせ。

本の雑誌社のMくんからは電話。「おかざきさん、すいませーん」と泣きそうになっている。どうした、どうした。『憧れの住む東京へ』の原稿ファイル、ずいぶん前に送って返事がないなあ、と思っていたら、迷惑メールの方にまぎれこんで気づかなかったというのだ。「いいよ、いいよ。そういうことあるよ」。ぼくだって自信がないのだ、そのあたりは。

「王将」元社長射殺事件で連日の報道。そのたび、餃子の映像が映る。無性に王将の餃子が食べたくなるではないか。これ、不謹慎ながら、すごい宣伝効果である。

今後の「オカタケさんぽ」についてあれこれ考えをめぐらす。樋口一葉からあしたのジョーが第一候補で、浦安と周五郎も続く。そうか、「アド街」を見ていて、花月園跡から国道駅鶴見線で海芝浦という手もあるぞ。来年いちねんは、とりあえず持ちそう。

先日の参加は7名+担当のMさん、ぼくの9名だったが、これぐらいが動きやすい。