西武特急「ラビュー」はいいぞ。

さすがは師走。あたふたと時が過ぎていく。

7日は温泉の日で、秩父市応援 秩父漫遊きっぷを使って妻と秩父へ。クーポン券がついていて、西武秩父駅前の「祭の湯」へ入る。街歩きもする。「ブ」も寄る。往復は少しだけぜいたくし、西武特急「ラビュー」使用。快適な優良特急だった。これもくわしくはどこかに。

古通」「高校教育」「本の雑誌」「愛書狂」(白水社)など原稿送付。あと書評が2本、400字18枚ぐらいの大物原稿、「赤旗」試写室回顧を書いて本年は終了。

8日は盛林堂経由で高円寺「西部」の「赤札市」。昭和30年西神田小学校の卒業アルバムほかを買う。「高円寺茶房」で某誌(ミニプレス)編集長と編集者と打ち合わせ。夏葉社・島田くんの斡旋なり。特集企画を立てて執筆もするというので「古本屋」の案を立てると面白がってくれて、特集以外にも来年、1本連載が持てそうだ。

話をしている時、着信あり、ずっと付き合いがある編集者から、来年仕事(連載)の話。1時間で2本、仕事の話が決まるとは。機嫌よく中央線。景気づけにリポビタンDを飲む。担当医からは厳禁と言われているが。

再放送の「西郷(せご)どん」を毎日録画して視聴。おもしろい。ぼくは「鎌倉殿」をここまで見てきて、大いに不満あり。小手先の眩惑術であり、一本太い線が引かれていないように感じる。小栗旬も表情は一つで、かわいそう。出汁の素のCMの方がずっといい(あの3人で、早く両親を失ったきょうだいのドラマが作れないか。料理のうまい兄・小栗が料理人となり、きょうだいで大衆食堂を作る)。「鎌倉殿」は時代背景と歴史上の事実があり、それが足かせになっているか。ひどく陰惨な印象。「西郷どん」には強く太い線が中心を貫き爽快。