早くシルバーパスが欲しい

先代の可楽を聞きながら。

今朝、「青春18」を使ってと思ったが、目当てのいくつかが月曜休業と知り断念。午後、自転車で七七舎。12月の清算金を受け取る。お小遣いをもらった気分。店頭で、かつて「神鳥書房」店主だった神鳥さんとばったり、「ジョルジュサンク」で旧交を温める。都のシルバーパスを見せてもらう。70歳になれば年2万円で使えるようになる。都バス、都営地下鉄のみと思ったら、立川バスも西武バスも使用可という。バス使い放題で、乗り倒せばすぐ元がとれる。70歳まで、なんとか生きて、バス乗り放題であちこち行きたい。

1998年のスケジュール帳が出てきて、『古本巡りはやめられない』(東京書籍)が出た年だ。各媒体で取材、執筆、忙しくしていたことがわかる。40歳をちょいと超えたばかりの年。まだ元気であった。スケジュール帳のメモ欄に、へえ、そんなことあったかという記述。阿佐ヶ谷駅で切符を買い(まだSuicaのない頃)、千円札を入れたが、おつりを見ると100円足りない。受け取り口に指を入れると、ガムがくっつけてあって、100円玉が一枚、ストップしている。取り出して離れると、すぐくたびれた初老の男が、券売機の受け取り口に指を突っ込んでいた。つまり、それが手口だ。釣銭を確認しない人はけっこういるだろうから、そうして小銭を拝借するのだ。