「スウィッチ」ようやく届き、あれこれ考える。

今日は「すこーれ」連載。井伏鱒二「屋根の上のサワン」について書く。

財布紛失で止めたカードの復活により、アマゾンにて注文ができるようになり(といっても1年に1回もしないが)、ようやく「スウィッチ」の「パーフェクトデイズ」特集号が届く。興味深く読む。ホームレスの田中泯が、平山の眼にしか映らない、という件りにやっぱりそうだよな、と思う。

姪のニコ(中野有紗)が、いくつぐらいの設定かわからなかったが、彼女の実年齢(2005年生まれ)からすれば高校生だ。叔父の平山とはずいぶん久しぶりで、小さい頃、フィルムカメラをプレゼントされたというから10年は会っていないか。つまり平山には、埋めがたい10年内外の空白がある。何かの事情で刑務所に入っていた、ということはないか。「素晴らしき世界」に引っ張られすぎの連想か。父親との確執の理由も気になる。

家出するとしたら、おじさんのところと決めていた、というニコのセリフも、平山に何らかの影響を与えているはずだ。

妹と再会、姪のニコとの別れ(二人との抱擁)で、初めて平山が感情をあらわにし、泣く。施設に入った父親には「会わない」と首を振った平山だが、最後の至福の泣き笑い顔から、あるいは次の発展があるかもしれない。多くを語らず、描かない映画だけに、いろいろなことが想像される。「パーフェクトデイズ」を語る会を開いて、みんなの意見を聞いてみたい。公式ガイドブックも早く入手せねば。

もうしばらく、熱を冷まさず、いろんなこと考えたい。