大声で伝えたい、小声書房のイベント

3月10日埼玉県北本「小声書房」のトークイベントですが、ぼく、時間を間違え午後1時半としましたが、1時(13時)でした。13~15時予定。予約、お問合せ等、「小声書房」へどうぞ。参加者全員に粗品プレゼントつきです。たとえば、戦前らしき松島の絵葉書8枚組とか。手前の桶川「さいたま文学館」に立ち寄るコースがおすすめです。

kogoeshobo@gmail.com

昨日の昼はオムライス、今日は野菜肉入りカレーラーメンを作る。なるべく外食しないように、節約、節約。

あれ、財布がない!

あらら、2月は「小」の月でこれで終わりですか。「曇りガラスの窓を叩いて 君の時計を止めてみたい」は吉田拓郎「春だったね」でこの時期、自転車をこぎながらいつも歌っている。

27日は、散歩堂さん、それに元「毎日」のMさんと、『パーフェクトデイズ』にやられてしまったトリオで、映画ロケ地巡り。それがえらいことになりました。亀戸駅集合が、強風で電車が遅延し、散歩堂さんを待つあいだ、Mさんとチェーンカフェへ。散歩堂さんがぶじ合流。隣の大衆食堂でランチを食べて、支払う段になって、さあ財布がない。カフェへ戻り確認するが「なし」。駅前派出所へ届を出し、クレジット機能のついたカード二枚の停止など、墨を飲んだような気分になる。そんな重い荷を負わせてお二人にも申し訳ない。親身につきそってくださった。このまま一人、帰ろうかとも思う。

じつは現金がけっこう入っていて、派出所では「そんなに現金が入っていたら」出てこない可能性が高いなどと言われ、9割5分、あきらめる。失意のまま、「パ」の平山のアパートへ。これは映画そのまま(当たり前か)に感動する。どうやら、建物の解体前提でロケに借りたのではないか。人が住む気配はない。隣りの天祖神社(朝、道路をほうきで掃く音で平山は目覚める)へお参り。ぼくひとりおみくじを引くと、「小吉」で、「失せもの」の欄に「人に問えば、出る」とある。9割5分諦めていたのが、7割ぐらいに減る。コインランドリーはもと「さくら湯」で平山はここで洗濯、その近くの自販機で、平山が毎朝飲む「BOSS」缶コーヒーを買う。肉屋で100円のコロッケと、60台トリオが調子こいて下町さんぽ。これで桜橋を渡り、浅草「地球堂」で古本、地下の「やきそば屋」で締めたら「パーフェクトデイ」となる。

たばこと塩の博物館」へも行きたかった。「たばこ屋」展を開催中。ここで妻とのメールのやりとりに進展。自宅に連絡あり、ぶじカフェで保管されているとのこと。歓喜の三人。天祖神社の御利益か。あとで細かく検証すると、じつは早くに財布は見つかっていたみたい。携帯に電話をくれたが、ずっと銀行その他と「停止」の折衝をしていてつながらず、自宅へ電話してくれたみたい。カフェの店員に名刺を渡しておいてよかったのである。あとでカードの「停止」解除で、また大変な手間となるのだが、いやいやカフェには感謝しかない。「プロント」さんだ。

三人に告げると、無音の拍手で喜んでくれる。いや、心配かけて申し訳なかった。いえいえ、よかったですと、残りのスケジュールをキャンセルし、はやる心で亀戸駅へ帰還。ぶじ財布を手にする。いつ、どうして手から離れ、どんな形で見つかったか不明。スイカ機能のついたカードも停止したので、この日、移動はすべて現金。これがどんなに面倒か(財布がないので、いちいちポケットの小銭をじゃらじゃら)わかる。ぼくはスマホの機能を始め、便利主義に背を向ける者だが、この交通運賃のカード決済は、ちょっと手放せそうにない。

よかった、よかったと阪神日本一祝賀のように三人で高円寺へ移動。「まぐろ屋」でまず乾杯(若者がうるさい)、数年ぶりに「コクテイル」へ。映画監督の越川さんが来店し挨拶。それに京都で古本屋を始めるという和服の若者(22才!)を狩野さんに紹介してもらう。散歩堂さんのお誘いで「ちんとんしゃん」とはしご。現金が戻ったので気が大きくなる。「ちんとんしゃん」の女将のりこさんに財布の一件を話すと、「岡崎さんの人徳ですよ」とうれしいことを言って下さる。ぼくに「人徳」があるなら、本当にそれにすがって生きてきたのだね。結果オーライの長い一日だった。木山捷平なら、このこと、うまく小説に仕立てるだろうな。

『パーフェクトデイズ』トリオはその後、「スィッチ」の特集号を入手。熱はまだまだ冷めていない。次は渋谷区の美しいトイレ巡りか。「人に問えば、出る」と励ましてくれた、亀戸天祖神社へはお礼参りにいかないと。

みんな、何考えて生きてるんやろ

24日、夜。西荻「今野書店」地下イベントスペースで、Q.B.B.久住兄弟と『古本屋台2』刊行イベント。実在する登場人物として荻原魚雷岡崎武志両名も登壇。頼まれもせぬのに司会進行を務める。ほかのレギュラーのキャラクターにも実在するモデルがいるのかと思っていたが、「いや、実在するのは魚雷さんと岡崎さんだけです」と言われる。ロバート・キャンベルさんも登場するが、あの方なら、古本屋台を見つけたら本当に立ち寄りそうだと話す。知らない話もいろいろあり、最後のサイン会も長蛇の列となる。なぜか魚雷くんとぼくもサインを入れる。その際、参加者と言葉を交わしたが、質問をしてくれた女性から「名司会でした」と褒められる。うれしい。3月9日は神保町東京堂書店で、同じメンバー+ゲストに重松清さん(もマンガに登場する)が招かれている。

『古本屋台2』で、ぼくらしき人物が「みんな、何考えて生きてるんやろ」と口にするコマがあるが、これは本当に一時期、ぼくの口ぐせだった。久住兄さんによれば、何かのイベントで一緒になり、車で移動していて、交差点で停まったときに岡崎さんがそう言ったんですよ、とのこと。そんなこと、よく覚えているなあと感心する。帰宅して、そのページを娘に見せると、「そういえば、お父さん、言うてたなあ」と。

26日は銀座。「春陽堂書店」へ。「ふくらむ読書」単行本化の打ち合わせ。連載の原稿をチョイスし加筆、ほかの読書の原稿も加える。5月刊行予定。これで、今年の目前の目標と作業が決まった。帰り、丸ノ内線に乗ったので「古書ワルツ」下車。近田春夫グループサウンズ』文春新書440円、さすがに面白く、ノンストップで読み終える。日本のGSがビートルズ起源というのは誤りで、という指摘ほか、みるみる付箋が増えていく。タイガース結成は麻雀メンバーで、そのあと音楽を始め、沢田研二の加入という流れなど、ううんとうなるエピソード満載。めったにない面白さ。ほか、戦中、日本租界時代の「天津」絵葉書6枚が100円。「北支の玄関」とある。

善行堂から『古本スタイル4』届く。充実と熱量満載でパンパンに膨らんだ古本雑誌。しかも若い古本者がつぎつぎ登場。これからの古本道の指針となるだろう。

 

 

みんな、何考えて生きてるんやろ

24日、夜。西荻「今野書店」地下イベントスペースで、Q.B.B.久住兄弟と『古本屋台2』刊行イベント。実在する登場人物として荻原魚雷岡崎武志両名も登壇。頼まれもせぬのに司会進行を務める。ほかのレギュラーのキャラクターにも実在するモデルがいるのかと思っていたが、「いや、実在するのは魚雷さんと岡崎さんだけです」と言われる。ロバート・キャンベルさんも登場するが、あの方なら、古本屋台を見つけたら本当に立ち寄りそうだと話す。知らない話もいろいろあり、最後のサイン会も長蛇の列となる。なぜか魚雷くんとぼくもサインを入れる。その際、参加者と言葉を交わしたが、質問をしてくれた女性から「名司会でした」と褒められる。うれしい。3月9日は神保町東京堂書店で、同じメンバー+ゲストに重松清さん(もマンガに登場する)が招かれている。

『古本屋台2』で、ぼくらしき人物が「みんな、何考えて生きてるんやろ」と口にするコマがあるが、これは本当に一時期、ぼくの口ぐせだった。久住兄さんによれば、何かのイベントで一緒になり、車で移動していて、交差点で停まったときに岡崎さんがそう言ったんですよ、とのこと。そんなこと、よく覚えているなあと感心する。帰宅して、そのページを娘に見せると、「そういえば、お父さん、言うてたなあ」と。

26日は銀座。「春陽堂書店」へ。「ふくらむ読書」単行本化の打ち合わせ。連載の原稿をチョイスし加筆、ほかの読書の原稿も加える。5月刊行予定。これで、今年の目前の目標と作業が決まった。帰り、丸ノ内線に乗ったので「古書ワルツ」下車。近田春夫グループサウンズ』文春新書440円、さすがに面白く、ノンストップで読み終える。日本のGSがビートルズ起源というのは誤りで、という指摘ほか、みるみる付箋が増えていく。タイガース結成は麻雀メンバーで、そのあと音楽を始め、沢田研二の加入という流れなど、ううんとうなるエピソード満載。めったにない面白さ。ほか、戦中、日本租界時代の「天津」絵葉書6枚が100円。「北支の玄関」とある。

善行堂から『古本スタイル4』届く。充実と熱量満載でパンパンに膨らんだ古本雑誌。しかも若い古本者がつぎつぎ登場。これからの古本道の指針となるだろう。

 

 

ふくらむ読書21公開

www.shunyodo.co.jp

ずっと雨、夜、父「おでん」を作る。こんにゃくを入れ忘れた。おでんは要するに鍋なので、ねぎを入れてみる。

3日ぐらいかけて、「望星」連載「ワンコイン6」を書く。方針はあるものの、毎回、方向性は定まっていなくて、苦労する。400字9~10枚と、ぼくのふだんの仕事では、長編なので、全体を見渡しながら細部を詰めるのにやや苦労するわけです。なんとか着地して送付。その日のうちにゲラが上り、その日のうちにゲラチェックして返送という高速。

20日は高円寺「ジロキチ」へ。久住昌之バンドのライブに招待され、魚雷くんと聞く。今週24日に西荻「今野書店」で、本の雑誌主催、Q.B.B『古本屋台2』の発刊イベントがあり、メインの久住兄弟のほか、作品にたびたび登場するぼくと魚雷くんが一緒に登壇する。4人でサインを入れます。自分の本じゃないけど。けっこうレアかもしれません。『古本屋台』は「1」に続き、自分が出てくるマンガを読むのは変な感じ。でもうれしい。久住バンドは「寝床」ではなく、ミュージシャンとして独自性を持ち、バンドの演奏の質も高く、大いに楽しんだ。それにしても久住昌之さん、作詞作曲能力、ギターの演奏、歌ともにハイレベル。億万長者になるのも当たり前だと思う。とにかく大変な才能で、25パーセントぐらい分けてほしい。いや5パーセントでもいい。いや0・5でもいいか。

ぼくも3月10日、埼玉県「北本」の「小声書房」で、埼玉の相棒、岩田和彦さんとトーク&ライブをします。オリジナル曲を披瀝いたします。

「ふくらむ読書」は、ほかの本についての原稿もあわせ、春陽堂書店から本になる予定です。明日は祝日ですか、そうでしたか。

「パーフェクトデイズ」のデイズ

雨の日と月曜日は誰の心も暗くなる、とカーペンターズは歌ったが、今日は雨の月曜日。「古書組合」ウェブに書いた『昨日も今日も古本さんぽ』についての文章、ゲラが上ってきてすぐ返す。400字5枚くらいか。先日、盛林堂へサインの追加をしにいったら、小野くんが、いくつか電話、手紙がきて、なかに「泣きました」という読者がいたそう。泣くような本じゃないが、好評のようでうれしい。在庫もあと100冊。3月、「潮」にもエッセイが載るし、いくつかイベントで告知もできるので、3月中に在庫が捌けるかもしれません。

「パーフェクトデイズ」に感銘を受け、その余韻あり。先に見て感動を伝えてきた散歩堂さんと、ロケ地下町さんぽをしようと計画。まずは亀戸天祖神社へ行きたい。この裏に平山(役所広司)が暮らすアパートがあるという設定で、じっさいに現物がある(自販機は映画用らしい)。

「ふくらむ読書」に書こうと思い、少し調べる。そうか、カメラ屋の不愛想な主人は柴田元幸か。どこかで見たようなとは思ったのだ。田中泯もクレジットで知る。ネコばあさんが研ナオコはわかった。石川さゆりを伴奏するギターがあがた森魚、これもわかった。松金よね子は気づかなかったなあ。

 

平山の趣味に小さな陶器に木の苗を育てる(盆栽までいかないか)というのがあり、さっそく影響されて、さっそく「ダイソー」へ行き、買い物してまねする。以下、散歩堂さんに送ったメールのコピペ。

「100均は使えるなあ。小さな湯飲み3個、小さなシャベル(可愛いの)
スプレー、植物用の栄養液、小型横長の木のボックスを買う。
レジが長蛇の列で、後ろから「あ、あの人、パーフェクトデイズ見て、
さっそく真似している」と思われそうであわて、湯飲みを一つ落として
割ってしまった。帰り、畑から雑草と苔を採取。さっそく地下の窓ぎわに
設置しました。木の苗を買ったほうがいいか。まあ、どうせ飽きるけど。
今は楽しい。700円で。
いちおう●●日午後あけておきます。雨じゃなかったら動きましょう。
午前雨でも午後上ったらゴー。散歩堂さんのリードで島田も揺れる、
もとい動きます」

北本「小声書房」で今年初トークイベント

URLが以下に変更されました。

https://kogoeshobo-2.peatix.com/

埼玉県「北本」にオープンした新刊+古書の店「小声書房」に縁ができて、『古本大全』と『昨日も今日も古本さんぽ』発刊を記念したトークをやらせてもらえることになった。仲介してくれたのが、後者の最多出場者の埼玉人・岩田和彦さんで、岩田さんにも一緒に登壇してもられることにあった。二人は共通点も多く、音楽、お笑い、古本のことなど喋りたい。最後に2人でギターでちょっと歌います。

小声書房に散歩堂さんと訪れた際、壁にサインを求められ、ぼくと散歩堂さんの似顔絵を描いたのはいいが、名を入れ忘れた。当日、その名入れ式もあります。北本は大宮のまだ向こうで、ちょっと都心から遠いが、手前に桶川にはさいたま文学館もある。また小声書房の向いが、たいやきカフェでテイクしてもらえれば、コーヒーとたいやきの持ち込みも可です。もちろん両書のサインも行います。車の運転ができる人は車のほうがいいか。徒歩すぐに無料の某店駐車場(広い)もあります。よろしくどうぞ。

昨日、吉祥寺オデヲンでヴェンダース話題の新作、役所広司主演「パーフェクトデイ」を見て深い感銘を受ける。こういう生活もありだなあ、と。盛林堂で『古本散歩』追加サイン18冊。その足で武蔵野線東上線を乗り継ぎ「みずほ台」へ。毎日新聞社時代から親交のあるMくんが、従弟と昨年始めたバー「イナヅマ」に。Mくんは厨房に立たず、客席で飲んでいる。昔の話などあれこれ楽しくして、気づいたら10時を回っている。さいはての気分で帰還。