2021-01-01から1年間の記事一覧

オカタケな日々69公開

https://www.shunyodo.co.jp/blog/2021/12/o 岡崎武志的LIFE オカタケな日々〔69〕| 春陽堂書店|明治11年創業の出版社[江戸川乱歩・坂口安吾・種田山頭火など] katake_69/ 森鴎外『渋江袖斎』年内にぶじ読了。袖斎の死後、4番目の妻となった五百(いお)…

裏川越をぶらりさんぽ

26 日、埼玉探検隊隊長の岩田くんと川越を歩く。「無印」で来年のスケジュール帳と黒いシャツを買う。岩田君とはジャズ好きという共通点あり。市街のはずれ、新河岸川近くにジャズのライブ(現在中止)があるレストラン「ミルキーウェイブ」へバスで。途中、…

御殿場で冬の富士を拝む

23日快晴。盛林堂&古ツアコンビ、蔵書整理シリーズでまた来てもらう。階段に積み上げた500冊ほど(と、小野くんは一瞥でふんだ)。お金に換えたいので、蔵書のロース部分もどしどし放出。一方でたまりにたまった文芸評論関係は一冊100円にもならぬだろうと…

キング『心霊電流』文春文庫の解説を書いた

奥付は2022年1月10日発売のスティーヴン・キング『心霊電流』(文春文庫)上下巻が2セット届く。じつは、この解説を書いたのが僕だ。依頼があったときは、なぜ?と思ったが、単行本発売当時、「サンデー」に書いた400字ほどの短評を読んでくれたとの編集者…

神楽坂の夜、富田木歩のこと。

カルロストシキとオメガトライブが、みな80代となり、40年ぶりとかでテレビの歌番組で顔を合わせる。断っておきますが、夢の話で時制などめちゃくちゃ。楽器を持たず、アカペラで「君は1000パーセント」を唄うが、メンバーの一人が声が出ず、首をかしげなが…

小さな忘年会のあと小さな古本屋へ

NHK=FM「(×)かけるクラシック」を聞きながら昨日のことを。MC男性が「市川さん」と相方に話しているが、誰だろうと思ったら市川沙耶だった。よく、あちこち出る娘だなあ。 昨日は午後、吉祥寺経由某所で小さな集まり(忘年会)がある。前は定期的に10名…

塩山「ころ柿の里」ハイキング

18日快晴、「青春18」2回目を使い、散歩堂さんと中央本線「塩山」へ。信玄のみち「ころ柿の里」をハイキング。万歩計は1万歩を超える。駅でレンタサイクルがあると知るも、登録してスマホでどうこうするという面倒なタイプで、昭和なぼくには無理だ。駅駐輪…

西村繫男絵本原画展を「ビブリオ」で

16日、午後外出。国立「ビブリオ」で「西村繁男絵本原画展」を見る。西村さん在廊。ファンの女性たちに囲まれている。ぼくも『もうすぐおしょうがつ』を買ってサイン、イラストを入れていただく。うれしい。『やこうれっしゃ』を紹介した「ビッグイシュー」…

オカタケな日々68公開

https://www.shunyodo.co.jp/blog 岡崎武志的LIFE オカタケな日々〔68〕| 春陽堂書店|明治11年創業の出版社[江戸川乱歩・坂口安吾・種田山頭火など] /2021/12/okatake_68/

しわだらけの我が手の甲を見る

愛機「DENON」が故障し、本に埋もれたソニーのラジカセ(加藤登紀子愛用)を掘り出して、ここのところ、音楽をよく聞いている。FMも入るので、今日はいちにちNHKーFMを。クラシック音楽の番組が多いですね。昼はお好み焼きを一人で。タネと具をまぜ…

渋江袖斎、完読なるか?

今日、あることを計画していが、午後は雨模様で断念。昨晩、珍しく酒を抜く。飲酒しなくても眠れることを知る。浅はかな夜は更け行く~。 森鴎外はこれを読まなくちゃとみんな(石川淳も関川夏央も林望も)言う『渋江袖斎』、これまで何度かチャレンジして断…

「青春18」で土浦、石岡へ。

早めに送った原稿もあり、締め切りの山を越える。あとは「サンデー」レギュラー原稿が2回のみ。激しい「鉄」分の不足を感じ、11日(土)朝、支度して駅へ。「青春18」(1年ぶりか)を買い、東京駅へ。常磐線に乗りつぎ「土浦」と「石岡」へ。土浦古書クラブ…

阪神ファン内堀弘さんの発言は秀逸

こんなに長く、「はてな」でブログを書いておきながら、「アクセス解析」という機能で、拙稿を読んでくれた人の数が知れることを、初めて気づく。へえ、へえ、へえ!だ。 だいたい毎日、100アクセス台で推移しているようだが、たまに200を超えることがあるら…

野呂邦暢読書会をぶじ終える。

遊びや交遊も含めて、頭に渦巻く12月だ。慎重に生きよう。あわてず、一つずつ。 4日(土)は16時「新潮講座」。万全の準備をしてきた「野呂邦暢読書会」だ。13名の参加とあって、正直「読書会」は成立しにくい。担当のMさんからも、参加者から「読書会」と…

『古本屋的! 東京古本屋大全』は大変な面白さ

白水社「愛書狂」、いくつかネタの候補があったが、机の引き出しから池内紀さんからの、書評のお礼のはがきが見つかり、川本三郎さんとの対談『すごいトシヨリ散歩』を取り上げることに。4分割の段落に、あるアイデアを盛り込み、あっというまに書き上げる。…

オカタケな日々67が更新、公開されました。

https://www.shunyodo.co.jp/blog/ www.shunyodo.co.jp 2021/12/okatake_67/ 今日はいちにち家にいる。あれこれ所用。4日(土)「新潮講座」はひさしぶりに教室で読書会。野呂邦暢『愛についてのデッサン』を取り上げる。野呂の略年譜を作り、『愛について』…

白酒・三三の二人会から東陽町「マーブル」へ。

文庫解説、なんとか合格だったようで、編集者からのメールを受け取り安堵する。支度をして11月の最終日、外出。西荻「盛林堂」の岡崎棚に少し補充、絵画展での図録売り上げを渡す。近所に借りた倉庫を小野くんに見せてもらったが、けっこうな広さですでに本…

文庫解説をようやく脱稿、放心

日付の変わった29日、深夜3時ごろ、文庫の解説、400字約10枚をどうにか脱稿。2週間ほど、頭と手から離れなかったので、出来はどうあれ、とにかくほっとした。なぜ、この海外大物作家の文庫解説がぼくのところに?と、たぶん読者も思うし、ぼくもそう思った…

中川五郎「ぼくが歌う場所」ライブ。

28日、日本シリーズ初戦先発級に荷が重い文庫解説の準備をすすめる。月末締め切り。うまく書けるかしらん。日本シリーズ、すごかったですねえ。ざんねんだけど、阪神が進出していたら、こんな試合ができたかどうか。ヤクルトの打者がフルカウント近くまで、…

小川「戸隠そば」へ。

善行堂が『ドク・ホリディが暗誦するハムレット』サイン本を再注文してくれて、入荷した由。ありがとう。少し余計目にサイン本を作っておいてよかった。先日は、jpicからまた『読書の腕前』サイン本を注文され、80冊を作り返送する。jpicさん、読書関連のイ…

雨のいちにち、苔むして読書

昨日はいちにち、雨で家にいて苔むす。おかげで本が読めた。 中部博『プカプカ 西岡恭蔵伝』(小学館)は詳細に調べ上げた執念の大著。この方面(日本フォーク)はけっこう詳しいつもりだったが、知らない話多し。あと少しで読み終わる。これは「サンデー」…

くにたち郷土文化館から小鳥書房、増田書店からびぶりおへ。

19日、自転車に乗って秋から冬へ。しかし、日差しがあるとまだ暖かい日がつづく。思い立って、谷保の「くにたち郷土文化館」へ。「三浦小平二 旅と共に」展が開催されいる。国立に長く在住した陶芸作家で、人間国宝だという。知らなかった。すいません。DM…

木村紅美『あなたに安全な人』を推す

17日、夜おそく「サンデー毎日」レギュラー原稿を仕上げ送付。木村紅美(元気にしているかな)の新作『あなたに安全な人』(河出書房新社)を頭に紹介。これは力のこもった作品で引き込まれた。400字という短文での紹介で気が引けたほどだ。現代の孤独と向き…

オカタケな日々66公開 無料です。

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線香の煙が晩秋の空へ

本日、午前中に「古通」連載「三日月書店」編を書いて送付。すぐ支度して、八王子「白い扉」へ。最寄り駅は「高尾」。髙橋さんの迎えの車を駅近くで待っていたら、変なおばさんにブツブツと声をかけられる。怖かった。心底おびえる。 「白い扉」の展示室から…

好きよのう、おぬし。

午後すぐに「赤旗」文学館探訪連載「世田谷文学館」編を送る。写真も。ちょっと頭を冷やして、夕方5時締め切りという珍しくタイトな指定の「潮」書評(『それでもぼくたちは生きている』潮文庫)を4時ぐらいに書き出し、約30分で着地。メモしていたし、だ…

「谷口ジロー」展で疲労する。

13日、散歩堂さんにつきあってもらい、「西部古書会館」から「世田谷文学館」へ。「谷口ジロー展」を見る(「赤旗」取材)。「西部」では、香月泰の絵文集『春夏秋冬』300円と、清水昶評論集『天皇陛下の銀時計』200円が買えたのでよかった。ほか数冊。荻窪…

『ドク・ホリディが暗誦するハムレット』がついに出来上がった。

11日は多忙。午前中、歯科医院で、作った前歯の義歯の装着の際、前に作った三連の義歯が取れてしまい、新しく作り直したのを装着。もう、自分の歯は半分ぐらいしか残っていない。支払いの際、2万いくらかを告げられ呆然となる。カードで支払い。このままでは…

「キンシオ」〆引と西八王子「じんそば」

冷たい秋の雨の朝である。早く目覚める。絵画展と野呂本(編著)、春陽堂書店新刊と10月末から11月あたまにかけて、やや多忙。神経を使う日々が続き、いま放心状態にある。また、鉄道の夢を見る。聞いたこともない駅で降り、さて、これからどうして帰ったら…

岡崎武志絵画展を終え秋の祭りは終わった。

きのう、ぶじ「白い扉」絵画展を終える。遠いところ、足を運んでくださった方々へは、本当に感謝したい。ありがとうございました。最終日は来客2人。どちらも知人。ほかに客もなく、ご両人とも画廊にいていただき、たっぷり話す。最後にご近所の母子が駆け付…