2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

七七舎店頭で「あ!」と声が出た。

晴天、日差し強いが、風は涼しい。午後、自転車で国分寺・七七舎へ補充。売り上げも少しもらう。均一で4冊買う。うち、平凡社から出ていた(今からだと考えられない)文芸誌「季刊文体」3冊があり、面白いのはないかと目次を見てたら、草野心平と庄野潤三の…

田中小実昌「牛浜」へ。

『憧れの住む東京へ』田中小実昌の章に加筆加筆、「本の雑誌」掲載分の倍ぐらいの分量になった。1950年に横田基地に勤務、第5ゲートの最寄り駅だった青梅線「牛浜」駅近くに、野見山淑子と住む。その「牛浜」を見ようと、本日午後、行ってみる。第5ゲート…

祝! 経堂「ゆうらん古書店」オープン

furuhonya-tour.seesaa.net 25日、3日連続のおでかけ。経堂で古ツアさんと待ち合わせ、24日にオープンした「ゆうらん古書店」を訪ねる。若き店主の今村くんは、ずっと「音羽館」で店員をしていたが、最初から独立するつもりで実現したのだ。いい店になってよ…

豪雨の東京を東へ、東へ。

連日のおでかけ。「上げ潮のゴミ」みたいに、引っかかったまま動かないぼくとしては異例のこと。24日は午後、三鷹。雨。金澤『フォークソングの東京』信幸さんと待ち合わせ。10分前について、指定の交番前脇の樹木の下のベンチで、バスで来るはずの金澤さん…

玉川奈々福さん「亀の子寄席」と「茅ヶ崎館」

23日、秋分の日。午前から動き出し、相模線に揺られて茅ヶ崎へ。ライター金丸裕子さんの生家横に義兄がやられている空手道場があり、そこでこの日、浪曲、玉川奈々福さんの会があった。誘われて初見参。散歩堂、脳天松家両氏が同道して小雨のなか会場へ。浪…

オカタケな日々88 写真入り追記版更新

写真入り、追記ありの版に更新しました。こちらをどうぞ。 www.shunyodo.co.jp .shunyodo.co.jp

ゲラはファクスしてください

阪神が……と書きかけて止める。まったく、どうしようもないな。 21日はいちにちで4社からゲラがファクスで届いた。ぼくはいまだに、pdfでの校正、というのができなくて、紙でfaxしてもらっている。pdfだと目がつるつる滑って、しかも訂正、書き込み…

「女系家族」にほれぼれ

書いていた文章が消えた、という話をしたが、大映映画「女系家族」についての文章ほか、だった。「女系家族」について、また書く気はしないが、とにかくほれぼれする出来だった。すぐにまた、細部をチェックするため見たくなる。妾の若尾文子が住む家の最寄…

サンダーバード発進!

17 日、台風接近で貴重な晴れ間の日を逃さず、ごそごそ動き出す。八王子市「南大沢」(多摩ニュータウンの一画とみていいか)デッキ通路での古本市に初見参。その規模の大きさに驚く。何冊か買って、駅前から八王子駅南口行きバスに乗る。「中山経由」という…

鈴木志郎康さん逝去

何日か前、映画のこととかいろいろここに書いたが、保存に失敗し消えてしまった。それでふてくされてしばらく、開けてみる気もしなかった。今朝は涼しい。「朝日」朝刊に鈴木志郎康さんの訃報が掲載され(顔写真なし12行)。8日、87歳だった。準備もなしに書…

草野心平、秋津調査

西純矢、また連敗ストップさせた。いい子、いい子、親孝行。 「オカタケ散歩」の心強いレギュラー、東大卒の紳士、『人生の花火』の作者である冨部久志さんが、同著のモデルとなった金武武さんの写真展(京都)で本を売られるとのことです。写真を見ましたが…

あ~あとため息をつく

結果に裏切られ情けない気持ち、がっかりさせられて、あ~あとため息をつく思いをさせられる点、阪神タイガースは12球団で1位だと思う。選手がみなおとなしく、調子こくと固め打ちするし、つながるが、ダメだと徹底的にダメ。ちょっと「あほ」の入った、空元…

反町古書会館へ

「青春18きっぷ」期限最終日、10日。最後の1枚を近場で使おうと考える。もう元はとっている。ひさしぶりに反町の古書展を覗こうと考える。10年は来ていないか。やはり少し遠いし、往復の交通費もかかる。本来、東横線「反町」が最寄り駅だが、「青春18」はJR…

オカタケな日々87公開

www.shunyodo.co.jp 昨日は、もう何回目になるのか、夏葉社島田くんの後を引き継いでの「戸山平成会」での講演。コロナ仕様の、50名ほどに限定した方たちを前に、休憩をはさみ50分を2セットこなす。また歌をうたってしまう。高田渡「生活の柄」。山之口獏の…

2アウトからでもバントだ。

今日は降ったりやんだりでいちにち家にいる。「サンデー」の最後の連載を送付。 阪神、対ヤクルトに大勝。零封か大賞、3連勝か3連敗、というイメージだな、今年は。伊藤がバントを決めて加点につながったが、阪神、バントしなさすぎ。それで幾度チャンスを…

高崎へ

昨夜おそく、某紙から依頼のあった書評、ユーディット・シャランスキー『キリンの首』を仕上げて送付。読了後、いや、これをどうやって紹介するのだとしばし思案したが、とにかく書き進めて着地。ほっとする。 明日から雨、ということで「青春18」の残り2回…

オカタケ散歩、秋は田園調布へ

10月29日(土)午後2時、田園調布駅改札付近集合で、「オカタケ散歩」を開催します。「新潮講座」時代は、同講座への入会手続き、入会金などが必要でしたが、フリーになって、どなたでも自由に参加できるようになりました。参加費2000円です。別途交通費など…

勝浦は果たして本当に涼しいのか検証

オミクロン陽性で10日間、夏のロスができて、「青春18」がまだ4回分残っている。本日3日、散歩堂さんを誘って2回分使い、千葉、房総の「勝浦」へ。例外的に涼しい町、というので本当か、片道3時間かけて確かめに。結論は、日中は日差し強く、じゅうぶん暑い…

野方「ミスティ」へ

9月に入った。「明日あたり灯台へ 波しぶき見にいこう」(「9月には帰らない」)とユーミンが歌った。灯台を見たい。 ラス前の「サンデー毎日」連載原稿を送付。阿部日奈子さん書評集『野の書物』インスクリプトを取り上げる、これ、いい本。装幀は間村俊一…