2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「明日の夢があふれてる」は、よき日本映画のスタンダードなり。

暮れも押し詰まった28日、冬晴れの日。音羽館の広瀬くんからもらったラピュタ阿佐ヶ谷の招待券2枚、1枚は「暗夜行路」を見て、もう1枚、今年いっぱいの期限でむだにしたくないと出かけた。1時からの番匠義影監督(松竹のなんでもあれの職人)「明日の夢があ…

ふくらむ読書17公開

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ちくま文庫来春新刊『古本大全』にサイン

27日、今年最後の原稿が「赤旗」の試写室。来春放送のNHK「アイドル誕生」を書いて仕事納め。そのまま西荻「盛林堂」経由で浅草橋へ。 「盛」で2冊。小野くんと『古本さんぽ』の最終打ち合わせ。来春早々に入稿、1月中に出るとのこと。ひと安心。 浅草橋では…

「あら、見てたのね」

年末、東大和イトーヨーカドー2Fが全面リニューアルで、電気製品量販店も閉店ということでセール。電子レンジ、トースターを買い替える。トースターは何でも買い替えているが、どうも良品に当たらず、パンがうまく焼けなかったのだ。新しいのは強力で、これ…

散歩堂さんと三鷹で。

静かな年の瀬である。寒さ、厳しくなる。 「望星」連載4は、過去、500円以下のしみったれた話が続いたので、ドカンと価格をアップし、2002年に家を買った話にする。その年の手帖が出てきて、これが半年で廃刊となった雑誌「ヘミングウェイ」特製のもの。あ…

「山びこ学校」を視聴。

寒い朝。今年、原稿の残りは「望星」と「ふくらむ読書18」のみ。 来年一月、年に二回、お年寄りを前に喋っている「戸山平成会」があり、何を話すか準備。なるべくいろんな話題を、と思っている。ひとネタ15分ぐらいが、うまくまとまる。「山びこ学校」につい…

ふくらむ読書16公開

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ふくらむ読書16公開

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雨あがる

雨は予報より早くあがったが、今日は外へ出ず。昼はアルミ手持ち鍋でなべ焼きうどんを作る。天かすの残りも入れてしまう。 「赤旗」のテレビ評、毎年恒例の「回顧」を書いて送付。ライター仲間の北條一浩さんも執筆陣にいる。ぼくは今年、たった7本しか担当…

彩の国古本まつり

11日、空気にお湿りあり、空はどんよりしている。このところ、こんな天候はなかった。雨の前兆ならん。「ふくらむ読書17」中里恒子『歌枕』について書きかけとん挫。 会期中の「彩の国古本まつり」を覗く。6日目とあってさすがに会場は空いている。とにかく…

山田太一たっぷり

月半ばまで締め切り続く。「高校教育」の連載、名言コラムは山田太一「ながらえば」から。「本の雑誌」連載は、古物商講習会と片岡千歳『古本屋 タンポポの明け暮れ』(夏葉社)について。今日締め切りの「すこーれ」は森鴎外『雁』を書く。 気持に余裕なく…

大滝秀治の歴史的名演、おいおい泣く

www.youtube.com 「前略おふくろ様」再放送をまた見ている。何回見るんや。23回は、大滝秀治が本郷で下宿している頃の若き日、妻との出会いを語り上げる。その前、サブちゃんと二人、40秒ぐらいセリフなしのシーンあり。それでいてひきつける。大滝秀治の語…

オカタケさんぽ忘年会

12月に静かに滑り込む。季刊「白水社の本棚」連載、締め切り日忘れていて編集部よりメール。あわてて中里恒子『歌枕』について書いて送付。あんまり早いので驚いていた。30日夜は牧野邸、手製柿の葉寿司をメインに小宴。日本酒が回り、早く辞す。ぼんやりと…