「山びこ学校」を視聴。

寒い朝。今年、原稿の残りは「望星」と「ふくらむ読書18」のみ。

来年一月、年に二回、お年寄りを前に喋っている「戸山平成会」があり、何を話すか準備。なるべくいろんな話題を、と思っている。ひとネタ15分ぐらいが、うまくまとまる。「山びこ学校」について話すつもり(それが分かる世代)で、映画を見たくなり、試しにユーチューブで映画「山びこ学校」と検索するとヒット。今井正監督、木村功が「無着先生」。

画像が悪く、音声が聞き取りにくく、6分ごとぐらいにCMで中断されるが、それでもなんとか最後まで見る。映画の話もからめたい。原作が角川文庫に入っていたはずだが、手元にない。これをしばらく探求書とする。

録画した「宗方姉妹」も見る。3回目ぐらいだが、前にみたのがずいぶん時間がたっていて、あれこれ忘れている。高峰秀子のコメディエンヌぶりが見もの。銀座、教文館ビルの古い建物が映りますね。「煙突の見える場所」では所帯やつれした中年夫婦の上原謙田中絹代が、かつての恋人役できらきら光っている。ぼくは巷間言われる、「上原謙は大根」と一度も思ったことはない。いい俳優ですよ。