2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

石神井「三宝寺」門は、海舟邸の門を移築。そして上林暁「野」。

9月も終わり。壁掛けのカレンダーは10月に。秋の某日、思い立って石神井公園へ。石神井公園南「三宝寺」の境内門は、赤坂の海舟邸の門を移築せしものなり。それを見に行く。その西「禅定院」(中へ入れず)と石神井公園は、上林暁の代表作「野」に登場。昭和…

偏屈老人今日も生きている

『海舟座談』岩波文庫よみすすめる。生き生きとした江戸弁の再現。海舟はドラマでいろんな俳優がやったが、残る肖像写真に近いのは「天皇の世紀」の山本學であろう。野田秀樹も感じが出ていた。田村正和は違うのではないか。 「朝日」夕刊で、46年続いた長寿…

「白い扉」デッサン展告知はがきと「おみくじ」

インディアン・サマーってこういうことでしたっけ。9月後半にして暑い。昼前、自転車で野火止用水沿いを行けるところまで行こうと走りだしたが、日差し強く、断念。 八王子ギャラリー「白い扉」でのデッサン展を一か月後にひかえ、オーナーの髙橋氏からDM…

オカタケな日々62公開

岡崎武志的LIFE オカタケな日々〔62〕 | 春陽堂書店|明治11年創業の出版社[江戸川乱歩・坂口安吾・種田山頭火など] 「オカタケな日々」最新62が公開されました。今年中に書籍化も予定されています。 引き続き、応援よろしくお願いします。 ローカル路線バ…

ついに三日月書房へ。

二か月に一度の内科検診。検査代が5000円弱。薬代がべつに1万3000円ほど。あわせて二カ月に一度、1万8000円ほどの物入りになる。これに加えて、いま、歯の治療に通っていて、実入りが少ないのに、海坂藩の貧農のようなやりくりをしている。 今日、内科へ行っ…

鎌倉街道がそもそもの始まりだったが

秋晴れの一日、午後自転車で玉川上水にかかる「鎌倉橋」を起点に、鎌倉街道跡をたどって北上していく。「鎌倉街道」の表示や解説板を見つける。東村山から八国山をまわりこんで川沿いの道をくねくね走る。風がわたって気持ちがいい、のはここまでで久米、荒…

桂宗助改メ 二代目桂八十八襲名披露公演

14日(火)は多忙と閑却な一日。まず午前、通院している歯科医で左奥歯のなくなった個所に入歯を装着。いよいよ老人だ。治療はまだ続く。いったん家に帰ってとも思うが午後1時に新宿紀伊国屋前で上方芸能の評論でいまや第一人者の戸田学氏と落合い、「椿屋…

東京メトロ日比谷線新型車両に乗る。

午後、銀座へ。半そででちょうどいい。日陰は風が涼しいが、直射日光はまだ暑い。我が家最寄り駅から東銀座駅へは幾通りか行き方がある。東西線で茅場町乗り換え日比谷線が、乗り継ぎの距離が短く楽。校正のアルバイトをしていた30代半ば、よくこれを使った…

よたよたと杉並区から帰宅

「新潮講座」参加者12名。永福町から「郷土資料館」、豊玉水道道路をまっすぐ妙法寺、吉田拓郎が住んでいたマンション(個人的趣味だが、みなさん反応してくれた)、新高円寺から高円寺駅まで通して歩く。資料館でかつて企画した「高円寺フォーク伝説」の図…

北条早雲って

べつに何もしていないのに、ずっと疲れているぞ、と思う。角川文庫『日本史探訪』シリーズをずっと読んでいる。日本史のこと、なんにも知らないのに自分で驚く。ずっと馬の骨のような存在でしかなく、50を過ぎて一城の主となる北条早雲のことなんか、親指の…

「オカタケな日々」61がアップ

書きかけで放置してあった「古通」連載、次回分、川越市角栄商店街の「かっぱ文庫」「ホォル」について書いて、ようやく送付。ネタが少なく、引き伸ばしに苦労する。 春陽堂書店ウェブ連載「オカタケな日々」新作61がアップされました。どうぞ、アクセスして…

小手指の古戦場跡、そしてレントゲン

秋が深まりつつある。一年でいちばんいい季節。あちこち行きたい。高嶋修一『西武沿線の不思議と謎』(じっぴコンパクト新書)に教えられること多し。 鉄道路線のない武蔵村山市に、かつて鉄道が走る予定があった。そして多摩モノレールが箱根ヶ崎まで延伸す…

「人間なんて」ララララララララ~

11日の新潮講座の下見、散歩堂さんに同行してもらって永福町から高円寺まで。郷土博物館まではバス、あとは妙法寺、高円寺駅までは歩く。非常に疲れた(寝不足もあったのだ)。 しかし、妙法寺近くの、1970年代前半に吉田拓郎が住んでいた「堀の内ハウジング…

相模湖畔はわびさびの世界

「ビッグイシュー」秋の10冊、2600字を書いて送付し、小雨のなか、3日(金)八王子へ。「ほしの」でとんかつ(600円)、気のせいか、肉が少し薄くなったような。これはこれで美味いが。行くつもりにしていた「むしくい堂」は臨時休業みたい。佐藤書房(あい…