よたよたと杉並区から帰宅

「新潮講座」参加者12名。永福町から「郷土資料館」、豊玉水道道路をまっすぐ妙法寺吉田拓郎が住んでいたマンション(個人的趣味だが、みなさん反応してくれた)、新高円寺から高円寺駅まで通して歩く。資料館でかつて企画した「高円寺フォーク伝説」の図録、よくできていて、おそらくもう品切れじゃないかともったいつけて、持参した実物を同年輩の人たちに見せると、まだちゃんと同館で売られていて、二人の方が買われた。ちょっと悔しい。

3キロほどの道程、途中、休憩でお茶したかったが、この人数で土曜日だと、どこも断られる。ばてばてた。参加者を引率しながら、いちばんばてていたのが私で、みなさん健脚なり。お恥ずかしい。静かな寺町の裏道を、もう少し心の余裕をもって歩きたかった。純情商店街がゴール。ここからはオプションで「西部古書会館即売会」へお連れする。古本を見ていると元気が出てきた。英語教科書「ジャック&ベティ」を買う。すでに持っているのよりさらに古いバージョン。

西荻で散歩堂さんと待ち合わせ。来週ご一緒する落語会のチケットを受け取る。盛林堂で先月の精算金受け取る。また補充をしないと。「音羽館」へも久しぶりに寄る。店内でマンガを一冊。司馬遼太郎原作・森秀樹作画『幕末』400円。これ、読みたかったんだ。よたよたと帰宅後、倒れ込んで寝てしまう。こんなにダメージを受けるようではしょうがない。病人みたい。もうちょっと、毎日歩いて足腰を鍛えないと、とつくづく思う秋であった。