「オカタケさんぽ」復活

今年3月で終了した「新潮講座」で続けてきた文学さんぽ。参加者から継続希望の声があり、自主開催で年に何度か、また仲間たちと街歩きをすることになりました。うれしいです。概要は、引き続きボランティアで幹事を引き受けてくださった「新潮講座」担当者の森重さん作成の文面をごらんください。これからは「新潮講座」登録なしの自由参加となります。

このあとも「相模湖畔夢の跡と『かどや食堂』」「東神奈川バラック住宅から出川哲朗実家、白楽古書会館」「我孫子『白樺文学館』から手賀沼、ノースレイクカフェ&ブックス」「小田原文学館から高野書店、海へ石拾い」などを企画しています。なるべく古本屋をからめてと考えています。阪神、いい勝ち方をしてうれしいです。

 

復活! オカタケ散歩
立原道造が夢見た「ヒアシンスハウス」と、
高円寺古書即売会
みなさま、お元気ですか。
教室開催の新潮講座は終了しましたが、「オカタケ散歩」は、自主開催
でつづきます!
その第一弾は、わずか 24 歳で没した、詩人・建築家の立原道造です。
立原道造といえば、根津に記念館があったのですが、閉館してしまい
ました。
そこで、わがオカタケ師匠は、「ヒアシンスハウス」を訪ねるという、意外な文学散歩を企画してくださいました。
立原道造は生前、浦和・別所沼に、自分で設計した書斎小屋を建てるつもりでした。しかし、肺結核で夭折したため、その願いはかないませんでした。
そこで、没後半世紀以上を経た 2004 年 11 月、別所沼公園を管理する
さいたま市と、全国の建築家たちの協力で、残された図面をもとに、公園
内に書斎小屋が完成したのです。
天気さえよければ、すばらしい文学散歩になるでしょう。
その後は、希望者で、少々遠回りですが、西部古書会館(高円寺)の古書
即売会へ突入します! ふるって、ご参加ください。
※詩集は、ハルキ文庫です。
◆講師:岡崎武志さん(書評家、古本ライター)
◆日時:5月7日(土) 14 時集合
◆集合:埼京線中浦和」駅改札前 (改札は 1 か所です)
 ※新宿駅から 30 分前後。「武蔵浦和」と間違えないように!
◆参加費:1 人 2,000 円 (資料代、講師謝礼など)
※集合場所で徴収します。交通費などは各自で。
◆当日の予定経路
中浦和~別所沼公園周遊(ヒアシンスハウス)~「花と緑の散歩道」散策~16 時頃に埼京線
武蔵浦和駅」で1次解散~希望者で西部古書会館(高円寺)の古本即売会へ~懇親会(高円
寺駅周辺)
◆よほどの豪雨荒天でないかぎり、決行します。
◆最小催行人員:5 名 ※定員に達しなかった場合のみ、前日に中止の連絡をします。
◆申込先:森重良太(新潮社)
morisige@shinchosha.co.jp 070-3798-9873(森重社内直通)okatakeokatake