ついに三日月書房へ。

二か月に一度の内科検診。検査代が5000円弱。薬代がべつに1万3000円ほど。あわせて二カ月に一度、1万8000円ほどの物入りになる。これに加えて、いま、歯の治療に通っていて、実入りが少ないのに、海坂藩の貧農のようなやりくりをしている。

今日、内科へ行ったら変な顔をされて、3時に予約を13時と勘違いしてスケジュール帳に書き込み、2時間、時間つぶし。「みちくさ」(棚が増えていた)、そして「ブ」、そして「三日月書房」へついに行く。若いカップルが始めたとかで、店番はたいてい奥さんがしている。そのほうがいい。二冊買って、またあれこれ喋りかける。(めんどくさいおっさんが来たな。はよ帰って)と思われたかもしれない。

富士見台団地の南、ダイヤ街という小さな商店街に「小鳥書房」が出来ているが、これまで何度か空振り。まだ時間があるので、えっちらおっちら大学通りを歩く。2キロほどでダイヤ街だが、この2キロにくたびれた。脚力の衰えがすさまじい。以前は、その先の谷保天満宮まで行って駅まで帰ってくるぐらいのことをしていたが、今はとてもとても。ずっとソファに寝転んで生活していたからか。

「小鳥書房」は今回もお休み。そうか火から土までの営業か。今度は自転車で目指してくる。「増本」のタンメンも食べないと。けっきょくバスで国立駅へ帰還。たましん美術館の浮世絵収蔵展をみる。「玉川(多摩川)」がこんなに浮世絵の題材になっていることに驚く。江戸期、川で洗濯をしていたようだ。