石神井「三宝寺」門は、海舟邸の門を移築。そして上林暁「野」。

9月も終わり。壁掛けのカレンダーは10月に。秋の某日、思い立って石神井公園へ。石神井公園南「三宝寺」の境内門は、赤坂の海舟邸の門を移築せしものなり。それを見に行く。その西「禅定院」(中へ入れず)と石神井公園は、上林暁の代表作「野」に登場。昭和10年代の初め、上林は天沼の自宅から鬱屈する心をまぎらすため、よく散歩をしていた。約4キロ先になる石神井へも。「野」を再読。

これはもう少し詳しく「オカタケな日々」に書くつもり。帰り「上井草」まで歩き、「井草ワニ園」(グラノーラ販売と古本)へ。ここは思いっきり安く値を付け、買える店なり。6冊ほど買う。

昨夜遅く「サンデー」レギュラーページを送付。いかんなあ、どんどん送るのが遅くなる。いちおう締め切り日は守っているが。あちこち、出かけることばかり考えている。その手のガイドブックも増えてきた。浅田美代子『ひとりじめ』に、当然ながら吉田拓郎の記述あり。拓郎は「ひどい男」だった由。それでも互いに、別れた相手の悪口をマスコミで言わなかった。

気づいたら、「四月と十月」同人の加藤休ミ個展「休ミの森」(西荻)が終わっていた。しまったなあ。久しぶりに会いたかったのだが。「四月と十月」最新号ももうすぐ出るはず。