落雷の饗宴に沈黙す

16日酷暑つづく。夕方、盛大な落雷の饗宴あり。庭先に落ちたかと思うような、近くに感じた大物に驚く。一瞬、停電す。ちょうど、ロス・マク『一瞬の敵』を読んでいたところだった。この日読了。

氷を入れたお茶の水筒が手放せない。氷は市販のロックアイス。冷蔵庫の製氷機では追いつかないし、こちらの方が溶けにくく、うまい。毎日、一袋消費するが、これは欠かせないのだ。焼酎、ウイスキーに浮べるのもこちらだ。

先日、西部古書会館で買った、八代目可楽の「子別れ(上・中)」と「(下)」を聞く。短い舌で転がすように喋り、泣かせどころもさらりとやって滋味深い。いい出来だ。可楽のファンは芸能界に多く、司会の小島正雄、フランク永井も大のひいきだった。「二番煎じ」の名演で知られる。