強風に見舞われながら大雄山線

10日までの「青春18」が、まだ2回分残っている。うまく使いきれるか心配になってきて、本日7日、まずは小田原へ。そこから大雄山線に乗り「最乗寺」へ参詣してくる。うまくどこかへくわしく書けるだろうか。

この日、快晴ながら体験したことのないような強風に見舞われ、吹きとばされそうになりながら移動。杉林のなか、荒れ狂ったように枯れた杉の葉、枝が降り注ぐ。小田原では「高野書店」(講談社文芸文庫つげ義春日記』を700円で買う)、「小田原文学館」へも。

強風で東海道線のダイヤ乱れる。大幅に遅れた小田原発湘南新宿ライナーはしばらく徐行。ずっと『つげ義春日記』を久しぶりに読む。なんという面白さであろう。読み始めるとやめられない。ただ、つげの不安神経症が、読むうち乗り移ってくるようで怖い。「ライナー」は武蔵小杉に停車、と聞き、急きょ下車し南武線に乗り換えるが、その乗り換えがとんでもなく距離があり、これを同じ駅の乗り換えと言っていいものかと腹立たしくなる。この手は二度と使わないぞ。

国立まで戻り、「王将」で夕食、ジャズバー「韻」へ。1年に何回かしか行かないが、ちゃんとマスターのEくんは覚えていてくれる。40分ほどでバーボンのソーダ割を2杯。『つげ義春日記』を読み継ぐ。

「ブ」で3冊買う(改版なって文字が大きくなった司馬遼太郎義経』上下など)。「西友」でも買い物。崩した千円札がみるみるまに減っていく。さすがに今日は1万歩を超えただろう。

まだ年賀状とどく。出した返信という意味合いのもの多し。そこで、今年の年賀状に自分の名前を書いていなかったことを、ある人の指摘で知る。名前のない年賀状なんて。「それでもすぐ(岡崎さんだと)わかりましたが」とあって安心するが、「ええ、これ誰だろう?」と思った人もいるだろう。深く反省する。