長年愛用してきたオーディオDENON「RCD-ＣX1」の「オン」スイッチの赤が消えなくなり、放置していたリモコンの電池を入れ替え、やっと消えたが、今度はリモコンでも手動でも始動しなくなった。最後の命の火が消えたか。修理保証期間はもうとっくに過ぎている。寿命なのか。
夏には台所のキッチンシステムのリニューアルで10年ローンを組む。「さまざまな気がかりが途切れもなくついてくる」（井上陽水「長い坂のフレーム」）。
急きょ舞い込んだ「赤旗」試写室の仕事、鈴木亮平主演「TOKYO MER」を視聴し、ただちに原稿を書いて送付。医療もの、刑事もののドラマが多い気がするがどうだろう。
関川夏央『中年シングル生活』講談社文庫、再々読。現代の名文。漱石を読みたくなる。「どうやったところで末は女が勝つのだから、悩むだけ無駄だよ」と漱石は、よくわかっている。
