サンズの助言

5月2日阪神対広島戦、もちろん視聴。初の4番打席に立った佐藤に注目。1,2打席ともに野村のチェンジアップに空転したが、3打席目、その低めのチェンジアップをすくいあげて右翼観客席まで飛び込んでいった。満塁ホームラン。度肝をぬかれた。コメントでサンズの助言を取り入れたという。サンズはこの日ノーヒットだったが、いやいや十分値打ちのあるベンチ入りでした。

いま感染症禍を取り上げた作品として注目されている志賀直哉「流行感冒」を読む。40年ぶり? こういう話だったか。NHKで本木雅弘主演で先日ドラマ化、も見た。およそ100年前のスペイン風邪流行が娘に及ぶことを病的に恐れる作家の話。志賀の我孫子時代の作品で、我孫子へ行き、志賀直哉旧居、白樺文学館を訪れたことを思い出す。モッくんは漱石にも扮している。重要な役どころの女中・石を演じた若い女優(古川琴音)、ヒラメみたいな顔だなと思ったら、そのあとCMその他で次々と目にすることに。

小山清耕治人、ソール・ベロ―、村上春樹訳チャンドラー『大いなる眠り』などを読む。メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」を朝、聞く。昼は冷やし中華にしよう。きゅうり、薄焼き卵、ハム、かにかまぼこなどを刻み、ほぐし用意して冷蔵庫で冷やしておく。もう、あと4,5か月は、昼は麺類、でいい。古本屋へ行きたくなる。八王子「むしくい堂」は緊急事態宣言下の11日までお休みか。