「太宰治」を「たいこうじ?」

29 日、阪神対ヨコハマが結果隅2で早々と逆転、離されていく。あきらめて録画したテレ東のバス旅対決「陣取り」をCM飛ばし(必須)で見る。八戸から弘前へ東北対決だ。驚いたのは三沢、青森、五所川原と、先日行ったばかりの現地が登場すること。太川チームが「三沢」駅へ向かい、ミッションが駅交流プラザの特産品自販機、というところで太川たちが一階で「どこ?」とまごついているのを見て「二階だよ、エスカレーター上ってすぐ左側の待合室にあるよ」と教えたくなる。私はここで電車を待ったのだから。

河合チームは青森から五所川原行きのバスに乗る。ぼくが新青森から乗った同じ路線バス(弘南バス)だ。トンネルを抜けて五所川原市街へ、というあたりに記憶がよみがえる。五所川原のミッションが「太宰治記念館(斜陽館)」とあり、元スケート五輪の安藤美姫が「太宰治」の文字を「たいこうじ???」といぶかるのに仰天する。本当かよ、と。「だざいおさむ」を「たいこうじ」と読む方が難しくないか、と。いやいや、五輪出場の快挙と太宰治が読めないことを秤にかければ、そりゃ五輪が勝つ。ぼくは3回転半ジャンプとか千回生まれ変わってもぜったいできないから。

河合が五所川原駅の観光案内所でバスについて聞いたおばさんは、ぼくも五所川原の街歩きマップをもらった人だった。その節はありがとうございました。

太川が野辺地で、これまで「バス旅」で2度訪れた食堂を(食堂は閉業したが隣りに店舗あり)再訪し、お世話になったお母さん(86歳)と10年ぶり近く再会するのもよかった。