冬の一日、仕事。

冬の一日、昨日、怠けながらも仕事をする。次号で休刊する季刊「學燈」の連載原稿(平岩弓枝肝っ玉かあさん』について書く)と、同じ号の特集「上品と下品」も依頼され2本の執筆となった。特集はテーマの意図をつかめぬままに、落語と小津安二郎を題材に2000字を書く。これでまた定期的な仕事を1本失うことに。

思いがけず国技館で観戦した大相撲も終わって、夕方が淋しい。考えること多く、しきりにメモをする。多くの人に指摘されるように、書き文字がどんどん小さくなっていく。そのうち、米粒に写経ができるかもしれない。

ユーチューブ開設の打ち合わせ、メールで運営者とひんぱんにやりとり。タイトルを「岡崎武志(okatake)の 放課後の雑談」とする。かつて使っていたコラムのタイトルで妙に気に入っている。本のタイトルとして考えたこともあるが、ちょっと弱いかもしれない。

牧野邸での関係者を集めて『ここが私の東京』文庫化祝宴のため、井上順「お世話になりました」の替え歌を作る。それぞれの名前が織り込んである。