午後、神保町。「ぶらじる」で「放課後の雑談」（「４」が公開中）の管理者、ダブルTさんと打ち合わせ。今後の方針、ゲストなど確認する。「ぶらじる」マスター、こちらもTさんが腕を骨折、と聞き心配していたが、ぶじにお店に復帰し働いていた。けがのことを聞くと「まだ、ちょっと」と。大事にいたらなくてよかった。
昨日、2カ月ごとの検診、薬を出してもらう。待合室に車椅子の老女と、息子さんらしき付き添いあり。老女はご高齢で、少し頭に曇りが見え、大声を出すたび、息子さんに叱られていた。ぼくが横を通るたび、「あの人、有名人？」と息子さんに聞く。「有名人じゃないよ、普通の人だよ」と諫めていた。ふたたび口と顎にひげを生やし始めたので、風貌が異様だったかもしれない。自分のユーチューブに映る姿を見て、つくづく年を取ったなあ、と思う。
4月からの「すこーれ」での新連載、主人公からひもとく名作文学、第三回を梨木香歩『西の魔女が死んだ』と決め、メモを取りながら読み進める。いや、名作です。
