電車で母親ぐらいの老女に席を譲られそうになった。

ユーチューブのテーマソングを作ると宣言してしまい、あわてて「放課後の雑談」という曲を作り、最初1番ができると、たちまち4番までの歌詞ができる。ファストソングだ。ギターで歌い、ボイスメモに吹き込むが、これをどうしたらメール送稿できるか、ちんぷんかんぷん。誰かの助けが必要だ。つん堂さんは、これを見れば簡単ですよと、ある動画を教えてくれたが、ぼくのこと、まったくわかっていないな。縄文人にステンレス食器を作れ、というようなものだ。

昼、今週二度目の銀座。風が強く、あたたかい。春陽堂書店で今秋出してもらえる予定の文庫の相談。130年以上の歴史を持つ出版社ならではの、おどろきの文豪たちの生書簡を見せてもらう。眼福。このあと「東京新聞」の著者インタビュー取材(『憧れの住む東京へ』)を銀座で受ける。写真撮影あり。これも今週二度目。この日は、ざっと4時間近く人と会話してぐったり。裏路地の銀座の神社を巡ろうと思っていたがパス。

地下鉄、中央線と乗り継ぎ、中野から特快で帰還。とうぜん、座れない。つり革にくたびれきってぶらさがっていると、高円寺を過ぎたあたりで、前に座っていた銀髪の老女が「どうぞ、私、三鷹で降りるから座って」とぼくに言う。母親みたいな人に席を譲られ「いや、とんでもない。三鷹までまだありますよ、どうぞ座って下さい」と丁寧に断る。おどろいた。母親みたいな人に席を譲られそうになった。そんなに疲れた顔をしていたのか。それからは、ちゃんと目を開け、しっかり立つようにする。反省。老女が三鷹で降りる時、「気をつかわせてしまってすいません」と謝る。いや、これはネタになりますよ、とも思う。