大阪出身者にしてぼくは知らなかった、洋食店「ニューハマヤ」の名物焼肉料理「ダブダブ」の調理映像に目が釘付け。調理、というより突貫工事というにふさわしい。仕事をしているなあ、と感心する。食べてみたいとは思わなかったけど、とにかく立派。
そこで思い出したのが、上京してきて埼玉に住み、埼京線で曙橋の編集部へ通っていたころ、定期券だったので、よく十条駅で途中下車した。駅から少し離れたところに古本屋があったからだ。落語の本が多かった。その途中、洋食店（フライ、ハンバーグ、ポークソテー）があり、ここでよく食べた。ABC別のランチがあり、必ず甘辛い焼肉（豚）がついた。これがうまかった。「プルプル」と呼んでいた気がするが、別の店か。
懐かしくなって検索したが、現在は見当たらず、どうも近年に閉店した「ランチハウス」だったようだ。外観写真を見て間違いないと思った。ひさしぶりに行ってみるかと思ったのに残念だ。
忘れぬうちに書いておこうと、「古通」連載ラス前、和歌山・奈良編を書く。「ふくらむ読書」は007シリーズ『カジノ・ロワイヤル』について、1回では書けず、次回も書く。2回分も書けるとは思わず書き始めたのだが。
