「本の雑誌」12月発売の1月号になるのか、なつかしい小説というテーマで鼎談。編集部へ。1カ月ぐらい、本を探したり準備をしてきた。2時間近くしゃべったら、椅子から立てなくなる。どこへも寄らず帰宅。阪神最終戦を見るため。なんとか勝ててよかったです。岡田監督の勇退、しかたなし。同じ年だが、ぼくなど今日のような軽作業で疲れてしまうのだから。
ちくま文庫10月新刊、岡崎武志偏『駄目も目である 木山捷平小説集』の見本とどく。牧野伊三夫さんによるカバー絵が効いている。いいできばえになった。
何日か前、すごい夕焼けで、風が涼しい。思わず「夕空晴れて秋風吹き」と口ずさむ。一年のうちでベストシーズンだが、年々短くなる傾向あり。どこかへ出掛けたいが元気なし。NHKの鉄オタ選手権再放送の西武線を見ながら、西武線西側の一筆書き乗車を計画する。国分寺線、狭山線、山口線、多摩湖線と乗り継ぎ、国分寺線で戻ってくる。また「ラビュー」にも乗りたい。
「ダイソー」へ行くと、もう来年のカレンダーが多種売り出されている。あまり大きくないので、書きこみができるので、吊り下げられるのが欲しい。できれば月曜始まりがいいが、それはない。
安部公房『砂の女』を3度目か、新装なった新潮文庫で読み継ぐ。すごい作品だ。イマジネーションと言語化能力のトップクラス。