知らない町を

午後、スーパーへ自転車で買い物に出かけ、帰り、短時間の土砂降り豪雨に見舞われる。全身ずぶぬれとなる。帽子をかぶっていてよかった。むしろすがすがしい気分だ。夜半、ふたたび突如雨、止んで虫の声す。単調な日々が半年ばかり続いている。首相選挙立候補の岸田、石破ともに63歳と同い年だ。

トム・フランクリン『ねじれた文字、ねじれた路』(早川文庫)読了。このところ読む、このタイプのミステリ、ほとんど解説が池上冬樹さん。池上解説のものは間違いないということなのか。仕事の本とは別に、ほとんど一日一冊読了。

「サンデー」書評、『ルポ 車上生活』ほかについて書く。トレーラーハウス生活(「リーサル・ウェポン」でメル・ギブソンが浜辺に停めてそうしている)とは違い、普通車(軽自動車も多い)で、道の駅駐車場などで生活する人々のルポ。そういう暮らしに、じつは、少し憧れがある。しかし、車があると財産とみなされ、生活保護は受けられないそうだ。廃車ならどうか。タイヤのはずれたバスの中を改造し、一部だけベッドとしてロングシートの座席を残し、残りスペースで生活する。本もけっこう置けそうだ。

青春18」の残り一枚、どう使うか検討中。やっぱり中央本線に乗って小淵沢小海線に乗り換え、どこかの未踏駅で降りて散歩して帰ってくるか、などと考える。知らない町を歩いてみたい/どこか遠くへ行きたい。高原だから少し涼しいはず。